うなぎのメガ盛りに思わずこぼれる笑顔
和友さんの「うな重」は、まず運ばれてくると、お重の蓋が若干、浮いています。なぜ浮いているかというと、うなぎの部分が2段になっている上に、お重内に収まり切らないくらい大ぶりのうなぎのため、尻尾部分が折り返してあるのです。
蓋を開けると、誰もが「ウォ〜」と思わず唸り、満面の笑顔になります。これを僕は“うなスマイル”と呼んでいて、和友の店内は、この笑顔でいつも溢れているんです。そして、僕のように何度も訪れている者でも、毎回、感動を失うことがない。だからリピートしてしまうのです。
さて、「うな1、うな2……」と数えてみると、上に見えるだけで4枚。さらに下にも隠れていて、一体、うなぎは何尾使っているのでしょう。わからなくなってきました(笑)。とにかく一般の「うな重」の2.5倍以上のうなぎがのっかっているんだと思います。
これぞまさに「うなぎの夢喰い、踊り食い」
僕の食べ方は、上段のうなぎを蓋に取り出しておき、まず下段部分から先にご飯と食べていきます。それでご飯が半分くらいになったら、上段部分をおかずにして、残りを食べます。最後までうなぎを堪能でき、タレごはんだけを食べるハメにはなりません。ね、夢のようでしょ?