どれが美味しい? コンビニ3社&イオンの炭火焼き鳥を食べ比べてみた

『セブン』の炭火焼鳥は20秒のチンで即座にいただける逸品!

『セブン-イレブン』の「鶏の炭火焼」181円(税込)
『セブン-イレブン』の「鶏の炭火焼」181円(税込)

 まずは『セブン-イレブン』のプライベートブランド、セブンプレミアムの「鶏の炭火焼」(181円・税込)からいただきます。

 要冷蔵でパッケージのまま調理できるもので、フィルムを点線まではがし電子レンジ500W~600Wを約20秒チンして完成。たった20秒という、温め時間の短さがありがたいです。

 温めたパッケージからはまず炭火の香りが鼻についてきますが、中を見るとパッケージの底まで炭が余るくらい真っ黒! 一瞬戸惑うほどですが、心配ご無用です。実際にいただいてみると、炭火の香ばしい味と鶏肉の旨みが凝縮された印象で実に美味。少々固めの歯応えも筆者好みで、ついビールが進んでしまいます。裏面を見ると製造元はプリマハムで、精肉加工の知見が生かされた逸品です。

『ファミマ』の炭火焼鳥は、『セブン』よりも多めにいただける炭火式!

『ファミリーマート』の「宮崎風 炭火焼鶏」213円(税込)
『ファミリーマート』の「宮崎風 炭火焼鶏」213円(税込)

 続いて『ファミリーマート』の焼鳥をいただきます。『ファミリーマート』で提供するブランド「お母さん食堂」から出ている「宮崎風 炭火焼鶏」(213円・税込)という商品ですが、炭火焼鳥の聖地・宮崎式を採用したもののようです。

 こちらは開封せずに底を広げ立てて、レンジで500W~600Wを約50秒温めるというフロー。『セブン-イレブン』より少し長い温め時間ですが、1分以内なのでこちらもあっという間に完成。また、電子レンジの他、湯せんでも袋を開けず、沸騰しない程度のお湯で約2分間温めても良いようです。

 皿に盛り付けてみると、『セブン-イレブン』の焼鳥よりもこちらのほうが少し多め。内容量は25g多く入っています。その分、200円オーバーではありますが、多めに食べたい人はこちらのほうが良いでしょう。

 肝心の味は、『セブン-イレブン』と真逆で柔らかい食感。香ばしい炭火の風合いと塩気が絶妙の味を表現し、もちろん、鶏肉本来の旨みも最高。宮崎風のスモーキーな風合いはまさに大人の味だと思います。