短時間で本格的な「コールドブリュー」も味わえるとは驚き！
お次はコールドブリューの試飲です。冒頭でもサラリと触れたとおり、コールドブリュー（水出しコーヒー）が作れるのも「ファウンテンコーヒーメーカー」の注目機能の一つ。「まだ数は少ないですが、コールドブリュー機能が搭載されているのは、昨今のコーヒーメーカーのトレンドの一つですよね。本当に30分で本格的な水出しコーヒーができるのか楽しみ！」と編集T。
こちらで使用したのは、『スターバックスコーヒー』の③アイスコーヒーブレンドと、④定番のハウスブレンド「PIKE PLACE」。設定はいずれもコーヒー豆30g×抽出時間30分です。
手順はホットコーヒーとまったく同じ。ボタンで温度設定を「cold」、抽出時間を30分に設定し、ボタンを押すだけでドリップがスタートします。前述したシステムで繰り返し水をドリップすることで、徐々にコーヒーの色が変化していきます。
編集KS：本来、抽出に数時間はかかる水出しコーヒーですが、それがわずか30分でできるのは高い抽出効率のなせるワザですね。
まずは王道の「アイスブレンド」を試飲します。
編集K：スッキリ爽快な味！ 水出しは酸味が引き立つことが多いと思いますが、こちらは水出しの良さである爽やかな酸味と、しつこくない苦みでバランスの良い仕上がりだと感じました。
編集T：しっかりとコーヒーの香りもする。すっきりしているのに味には深みがあり、アイスコーヒーとしてかなり美味しい。
編集S：自宅ではホットコーヒーを冷蔵庫で冷やして飲んだり、氷を入れて飲んでいたけど、それだと濃かったり、水っぽくなったりと上手く淹れられなかったんです。でも、ファウンテンコーヒーメーカーのコールドブリューで淹れると別物。味も氷で薄まらず、爽やかな飲み心地！ 甘いような華やかな香りもして絶品です。
一方、ハウスブレンド「PIKE PLACE」の試飲では、味わいに対する対照的なコメントが目立ちました。
編集K：アイスコーヒーブレンドは爽やかな酸味が立っていたのに対して、こちらは苦みのボリュームが前面に出たビターなテイスト。
編集T：コク深くパンチがあります。濃いので仕事中の眠気を撃退したい時などにぴったりかも。ナッツの香ばしさにも合いますね。
編集S：コクが断然強い！ まったりと楽しめるので、秋冬にアイスが飲みたいときにも合いそう。
編集KS：水出しコーヒー用のドリップパックをわざわざ買う必要がないですね。しかも短時間で出来るので、飲みたい時にいつでも新鮮なコールドブリューが楽しめるのはかなりうれしい。いろんな豆で相性を試してみたくなりました。
短時間で手軽に作れるがゆえに、コーヒー豆選びをはじめ、懐の深さが感じられるコールドブリュー機能。編集部員たちもその本格さに思わず舌を巻く試飲となりました。
