管理栄養士が伝授する! 精力&栄養バランスがアップする「コンビニ飯」の選び方とは?

心も体も満足できるコンビニ飯ディナー

夕食メニューの一例。右手前から時計回りに、納豆巻き、牛カルビ焼き+大根おろし、カボチャサラダ、味噌汁
夕食メニューの一例。右手前から時計回りに、納豆巻き、牛カルビ焼き+大根おろし、カボチャサラダ、味噌汁

 栄養バランスや精力向上に必要な栄養成分を理解すれば、さまざまな組み合わせでメニューのバリエーションを楽しめることがわかってきたのではないでしょうか。最後はいよいよ夕食。主食、汁物、主菜、副菜を選ぶと、かなり豪華なコンビニ飯定食が完成します。

 まずは主食。納豆巻きやもち麦、スーパー大麦を使ったおにぎりを選べばOK。汁物は味噌汁や玉ねぎスープがいいでしょう。発酵食品である味噌や、イヌリンを多く含む玉ねぎが腸内環境整備に効果的です。

 主菜には、牛カルビ焼きがおすすめ。カルビの味を引き立てるニンニクにイヌリンが含まれているほか、唐辛子に含まれるカプサイシンが血行を促進し、ホルモン分泌を活発にしてくれます。また、牛カルビ焼きには、大根おろしを添えるとより効果抜群。でんぷんを分解する酵素・ジアスターゼが消化を助けてくれます。

 副菜のオススメはかぼちゃサラダ。根菜類のひとつなので、ここでもイヌリンが摂取できます。ほかに、きんぴらごぼうや茶碗蒸しなどを副菜に選ぶのもOKです。