埼玉の「玉川温泉」で人気の“大人のお子様ランチ”「レトロプレート」を食べてきた

いざ! 強アルカリ性の、美肌の湯へ

『玉川温泉』は、地下1700mから湧き出す天然温泉。「昭の湯(あきらのゆ)」と「和の湯(なごみのゆ)」の2種類があり、週ごとに男女入れ替え制となっています。

 湯温が40度前後なので、うたた寝してしまいそうな心地よさ。また、どちらも強アルカリ性のため、少しぬるっとした感覚が残るんです。これこそが「美肌の湯」と呼ばれている由縁。新鮮なお湯を保つために15分に一度、生源泉を投入するので、その度にふわりと硫黄が香るのも乙です。

昭湯(あきらゆ)
昭の湯

 こちらは趣のある岩風呂が印象的な「昭の湯」。広々としているので、露天風呂はこちらの方が人気なのだとか。屋根もついているので、雨の日でもゆっくりお湯に浸かれます。内湯も開放感のある窓があり、たっぷり森林浴が楽しめるので、ついつい長湯をしてしまいます。

和湯(なごみゆ)
和の湯

 こちらは細長い石造りの露天風呂を構える「和の湯」。明るい日差しがサンサンと降り注ぎます。浴槽には少し傾斜がついているので、寝湯のようにもたれ掛かりながらじっくり温泉を楽しめますよ。

 食堂と温泉を行ったり来たりしながら、たっぷり1日楽しめる『玉川温泉』。休日はもちろん、お仕事帰りに都内からちょっと足を伸ばして、ノスタルジックな空間へタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎加藤朋子)

●DATA

玉川温泉

住:埼玉県比企郡 ときがわ町大字玉川3700
TEL:0493-65-4977
営:平日10:00~22:00(最終入館21:30)、休日5:00~22:00(最終入館21:30)
入館料:平日/大人830円(小学生400円)、22:00からは450円(200円)、土日祝/大人880円(400円)、22:00からは450円(200円)
休:不定休
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