素材にこだわるイタリアンシェフも絶賛
一流料理人のホンネも聞いてみたい、ということで、次は日本のスターシェフのひとり、『HATAKE CAFÉ』のオーナーシェフ・神保佳永さんを訪ねました。
漁師の祖父、イタリアンシェフの父の元に生まれた神保さんは、物心ついた頃から料理人を目指していたそうです。銀座『ベルフランス』を経て渡仏後、数々のグランメゾンで修業を積み、丸の内『サンス・エ・サヴール』、浦安『ホテルエミオン東京ベイ』などで腕をふるい、2010年に『HATAKE』総料理長に就任。生産者との絆によって得られる旬の野菜をふんだんに使った料理で、野菜本来のおいしさを世に伝えています。
そんな神保さんですが、意外なことに20代まで野菜嫌いで、自分から進んで食べることはなかったとか。
「修業時代を含め、長く高級食材を使って料理をしてきたのですが、自分でお店をやるようになってよりリーズナブルな食材を使わなければいけなくなったのです。すると途端に料理の味が落ちてしまって。ああ、自分は単に高級食材の力に頼ってきただけなんだなと愕然としてしまいました。めげずにおいしくする方法を研究すると、ある時に野菜の使い方次第で、安い肉や魚でも驚くほどおいしくできることに気づいたんです。それから野菜の魅力に開眼して、全国の生産者を訪ねてまわるようになり、店の名前も“HATAKE”に(笑)」(神保さん)
そんな神保さんだけに、店で使う野菜や果物は厳選したもののみ。素材本来のおいしさを引き出すことへのこだわりは人一倍強い。
さて、「-196℃〈ザ・まるごとレモン〉」を味わった神保さんのひと言が気になるところ。
「おっ、甘くないんですね! その名の通り、とてもスッキリとした印象。レモンの自然な香りが感じられて、後味に心地いいほろ苦さもある。これまでのチューハイは、甘すぎるか、不自然な香りや酸味が際立って、すぐに飲み飽きるというイメージでしたが、これならおいしく味わえそうです」(神保さん)
甘くなくスッキリとした味わいの「-196℃〈ザ・まるごとレモン〉」は、食中酒としても活躍してくれそうだと神保さんは続けます。
「普段食べているたいていの料理に合うと思います。口の中の油をさっと流してくれるし、豊かな味わいもあるから、料理とのマリアージュも楽しめます。アルコールも7%とほどよく、度数が風味とマッチしています。食中酒として、日常の食卓で味わいたいお酒ですね」(神保さん)
神保さんは「-196℃〈ザ・まるごとレモン〉」とマリアージュが楽しめる料理の一例として、旬の野菜と魚介のズッパ(スープ)を作ってくれました。この日はアスパラガスなど旬の春野菜と、真鯛やヤリイカ、アサリなどの魚介が自家製のトマトソースで煮込まれました。
「トマトベースの料理との相性はまず間違いないですね。トマトとレモンの香りが合わさり、レモンのほろ苦さからくるコクが加わって、よりリッチな味わいに。野菜や魚介の旨みが際立ちます。それでいて、甘くないので飲み飽きることもありません。こんなチューハイを待っていた人は多いでしょうね」(神保さん)
ありそうでなかった、果実本来のおいしさをスッキリと味わえる進化系チューハイがついに誕生。これから毎日の食卓が、より楽しみになりそうです。
citrusfarms たてみち屋
広島県尾道市瀬戸田町
http://www.tatemichiya.com/
HATAKE CAFE
住:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B2F
TEL:03-5925-8220
営:10:30~20:00(L.O.19:30)
休:不定休
http://www.hatake-aoyama.com/cafe/
<取材協力>
伊勢丹新宿店
https://www.mistore.jp/store/shinjuku.html
お問い合わせ/サントリーお客様センター
https://www.suntory.co.jp/customer/
ストップ!20際未満の飲酒・飲酒運転