東京・目黒で働くビジネスマンが通い詰める「絶品チャーハン」の店5選

とろとろの角煮が絶品！　しっとり系炒飯の雄
『目黒菜館』の「角煮炒飯」

　目黒駅の西口を出て、権之助坂を下りきった辺りにお店を構える『目黒菜館』。
目を引く赤い看板が目印の大衆中華料理店です。メニューは、炒飯などのご飯系から担々麺や焼きそばなどの麺類、点心など王道の中華料理が豊富に揃っています。

　中でもイチオシは「角煮炒飯」。とろとろの角煮を使ったしっとり系の炒飯です。具材は玉子、玉ねぎ、青ねぎ、八宝菜、角煮などを、醤油ベースの複数の調味料で仕上げた濃厚な味わいです。柔らかい角煮と濃い目に味付けされたお米が食べ進めるたびに深みを増していきます。もちろん、お酒との相性も抜群ですよ。

ニンニクがクセになる絶品炒飯
『台湾点心専門店 巧匠』の「ガーリック玉子炒飯」

『台湾点心専門店 巧匠（チャオジャン）』は、目黒駅東口側から徒歩5分ほど。目黒通りを白金台駅へと向かう道の途中にあります。店名からもわかるように、点心が美味しい店として有名で、看板メニューは「翡翠焼売」や「フカヒレ餃子」、「小籠包」などの点心。しかし、同店が提供する炒飯も点心に負けず劣らず絶品なのです。

　炒飯メニューは、「蟹餡かけ野菜チャーハン」、「牛肉土鍋チャーハン」、「豚肉土鍋チャーハン」、「ガーリック玉子チャーハン」の4種類がありますが、とりわけオススメしたいのが「ガーリック玉子チャーハン」。

　ガツンと効いたニンニクに、ほのかに感じる塩味、しめじと白髪ねぎの旨みが調和した一皿です。お米一粒ひと粒が光沢を放ち、口内で見事にほどけるパラパラ加減も絶妙な出来栄えです。料理人の腕が光る隠れた人気メニューです。

カレー屋が作る夜限定の激ウマ炒飯！
『カレバカ世紀』の「カレーチャーハン」

　権之助坂の中ほど。ビルの4Fにお店を構える『カレバカ世紀』。屋号の通り、カレーのお店ですが、実は夜限定でライスを炒飯に変えた「カレーチャーハン」を食べることができます。

「カレーチャーハン」というと、ドライカレー的なものをイメージするかもしれませんが、写真の通り、卵チャーハンに店自慢のキーマカレーをかけた合盛りです。

　ルーとの相性を考え抜いた味付けのチャーハンは、単体では淡白な味ですが、このキーマカレーが合わさることで、何十倍にも旨さが増幅されるんです。カレー屋のチャーハンとは思えないほどのクオリティの高さに驚愕必至の一皿です。