勝ちたい時はこれを食え! 勝ちを呼び込む定番「勝負メシ」3選

縁を“結ぶ”古くから伝わる勝負飯「おむすび」

 日本人に最も馴染みがある料理の一つ「おむすび」も勝負飯として知られています。縁を“結ぶ”=おむすびというように良縁を結ぶと言われています。

最新「おむすび」のオススメ店はここ!
『おむすびケーキ』

 日本人のソウルフード・おむすびを斬新な発想で提供しているのが、こちらの『おむすびケーキ』。見た目はおむすびの形をしていますが、なんと中身はケーキというユニークな一品です。

 種類は梅やおかか、ツナマヨではなく、モンブランやグリーンティー、チーズケーキなど、全部で9種類。元々は、大阪の人気パティスリー『TSUKIICHI(ツキイチ)』が、2018年夏にネットで販売開始した商品。メディアで何度も取り上げられ現在4万個以上を売り上げている最新スイーツなんです。購入は公式HPから可能。食べたことがない人は、ぜひこの機会にどうぞ。

●DATA

おむすびケーキ

https://omusubicake.com/

脳の働きにも勝負にも活躍する勝負飯「鰹」

 鰹は、「勝男」と変換できるように、昔は特に男性が勝負事を控えている場合に、食べることが多かった食材です。なぜカツオが勝負飯と言われるようになったか。その理由として、小田原北条氏に関わる記事を集めた江戸時代初期の『北条五代記』に次のような逸話が残っています。

 戦国時代、北条早雲の子、後北条氏の2代目・北条氏綱が鰹釣りの見物に出かけた際に、船に1匹の鰹が勢いよく飛び込んできたそうです。氏綱は「戦に勝つ魚がやってきた」と大喜び。そしてこの後の合戦に北条氏が勝利したことから、出陣前に鰹を食すことが吉例となったといいます。その後、徳川氏もこれに習ったことから江戸に広まり、庶民の間でも、カツオは勝負に勝つ魚として広まったとされています。

 さらに、鰹には脳の働きを良くするDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含み、コレステロールを減らし、肝機能を高めるタウリンが豊富に含まれています。さらに、ビタミンB群・Dも豊富で、特に血合いに含まれるビタミンB12は魚肉の中ではトップクラス。ミネラル成分もカルシウム、カリウム、亜鉛等がバランス良く含まれているので、薬効のある魚とされ体調と脳の働きを活性化させたい時におすすめです。

海鮮料理も絶品「鰹」のオススメ店はここ!
神田『新八』

 カツオをはじめ、魚が美味しいと評判の店が『神田 新八』。美味い飲み屋がひしめく東京・神田に1981年に開業した、古き良き雰囲気が感じられるお店です。名物料理は魚料理。刺身、焼き魚、煮魚など、旬の一番美味しい魚を味わえます。

 もちろんお酒も日本酒、ビール、チューハイなど料理と共に味わうのにぴったりな銘柄が豊富に揃っています。美味しい酒に旬の魚を堪能できる、何度も通って常連になりたくなるお店です。

●SHOP INFO

店名:新八

住:東京都千代田区鍛冶町2-9-1
TEL:03-3254-9729
営:16:00~23:15(料理LO22:30、ドリンクLO22:45)
休:なし

・・・・・・・

 普段、何も考えずに食べている料理もゲン担ぎや勝負メシと思うと見方が変わってきませんか? 春を前に、前向きな気持ちになれる勝負メシで、さらなる飛躍にチャレンジしてみては?