大阪出張がもっと楽しくなる! 新ランドマーク「ホテルロイヤルクラシック大阪」に泊まって食べ歩く“座裏”の楽しみ方

泊まる

洗練された和モダンが心地よい、寛ぎの空間

 大阪の目抜き通り・御堂筋でひと際目を引く同ホテル。唐破風(からはふ)の曲線が連なる旧新歌舞伎座の特徴的な佇まいを再現した低層部と、無数のアルミフィンの直線が巨大な格子を思わせる高層部との対比がダイナミックです。そんな美しい外装に包まれているのは、部屋数をあえて150室に抑えた、ゆったりとした空間。

ドアノブや照明、蛇口など細部に渡るこだわりが、快適で上質の空間をさりげなく演出しています
ドアノブや照明、蛇口など細部に渡るこだわりが、快適で上質の空間をさりげなく演出しています

 格子模様や直線美から生み出される客室は、スタイリッシュでありながら“木のぬくもり”を感じられる和モダンなデザイン。隈研吾氏の意匠を肌で感じられるのは、ここならではの贅沢です。

 また客室には、照明・空調・アラーム・メッセージなどをベッドサイドからコントロールできる便利なタブレット端末や、華やかな香りに癒されるタイのナチュラルスパブランド「パンピューリ」のアメニティなど、快適さを追求したソフト面も充実。ミニバーには、ビールやワインと並んで大阪名物ミックスジュースがスタンバイしていて、思わずニヤリ…。

「いってらっしゃいませ」の笑顔には、こちらのモチベーションもグッとアップ
「いってらっしゃいませ」の笑顔には、こちらのモチベーションもグッとアップ

 滞在中の快適なひと時を創り上げてくれるのは、こだわり抜いた空間だけではありません。エントランスで出迎えてくれるスタッフはじめ、フロントや館内レストランのサービススタッフに至るまで、マニュアルにとらわれない心のこもった対応が気持ち良く、仕事もスムーズに進められそうな気さえします。

楽しむ

現代アートが散りばめられた空間を満喫!

滞在中、館内のアート作品を巡ってみるのも楽しいですね! ©Work of Jean Michel Othoniel, copyright belongs to Perrotin
滞在中、館内のアート作品を巡ってみるのも楽しいですね! ©Work of Jean Michel Othoniel, copyright belongs to Perrotin

 客室で感じるこだわりを館内随所でも感じられるのが、『ホテルロイヤルクラシック大阪』の最大の魅力。その一つが、そこかしこにさりげなく配された現代アートの数々です。先にご紹介したように“ミュージアムホテル”を謳う同ホテル内には、前衛芸術家の草間彌生や彫刻家の舟越桂、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン、ガラス彫刻家のデイル・チフーリなど、現代アートシーンを代表するアーティストの作品が、その数100点以上もパブリックスペースに点在しています。

 思いがけずアートに触れ心動かされる瞬間は、きっと滞在中の潤いになるはず。

 また、「楽しむ」というテーマで忘れてはいけないのが、趣向を凝らした豊富な宴会場。最大400名まで収容できる5室の宴会場、最大60名まで収容の中宴会場、最少10名から収容できる5室の小宴会場があり、様々なシーンに合わせて使い分けられます。しかも主要宴会場は、3~9階の各フロアに1会場という贅沢さ。パーティーや会議の開催に便利なだけでなく、それぞれ独創的な空間デザインが、場を和ませる話のタネになってくれそうです。

 6階と20階には、自然素材を活かしたチャペルも併設。最上階である20階に設けられた全天候型チャペル「大空~SORA~」は、地上100mから一望できる大阪の街と空の絶景も演出の一つに。和紙調のステンドグラスを祭壇正面に配した6階チャペル「永遠~TOWA~」は、新歌舞伎座の切妻破風をオマージュした優美でダイナミックな天井装飾が荘厳な雰囲気です。

食べる

朝食からディナー、終わりの一杯まで飽きさせないラグジュアリーなグルメ

 なんばの美味しいお店をリストアップしている人も、ぜひ一度訪れて欲しいのが、終日ブッフェスタイルでランチやディナーを楽しめるホテル内2階のレストラン『ユラユラ』。

 目の前で仕上げてくれるローストビーフや天ぷらなどをはじめ、お酒に合わせたい様々なピンチョスからスイーツまで、和洋折衷の美しい料理がずらりと並びます。慣れない土地で「その時の気分に合った過ごし方が必ずできる」レストランは貴重な存在。プレートや料理を盛り付ける器にはふんだんに木製の素材がとり入れられ、さりげなく和ませてくれるのも好印象です。

 また、同じフロアには、心斎橋筋を眺めながら一息できるカフェラウンジ『コアガリ』が。ここでは、かつての旧新歌舞伎座の意匠を伝える展示もあり、古き良きものと新しいものを融合して楽しむ、“大阪”を肌で感じることができます。

大阪・なんばの街並みを眺めながらの優雅な朝食を楽しめる
大阪・なんばの街並みを眺めながらの優雅な朝食を楽しめる

 朝は宿泊者限定のダイニング、11階のレストラン『ハフ』へ。陽光が降り注ぐ明るい空間に、朝はコーヒーだけ、という人の心も動かす多彩な朝食メニューが用意されています。1日をここからスタートさせると思うと、心も軽やかになっていくから不思議です。

バーではこのホテルでしか飲めないオリジナルシャンパンもあります
バーではこのホテルでしか飲めないオリジナルシャンパンもあります

 そして1日の締めくくりには、ホテル最上階のバーラウンジ、その名も『雲雲~KUMO KUMO~』にぜひ足を運んでください。地上100mの高さから望むミナミの夜景は、その日の疲れも吹き飛ぶ美しさ。大きな窓に向かって設置されたハイバックのソファシートも、一段高くなったカウンター席も、夜景を独り占めしている気分になれる特等席。翌日に向けてリセットできる特別な空間です。

一日の最後を飾るにふさわしい幻想的な夜景を体感できます
一日の最後を飾るにふさわしい幻想的な夜景を体感できます