野毛で飲むならココに行くべし! 名店の店主が足繁く通う本当に旨い野毛の名店

野毛 はる

鮮度抜群、厚めに切られた「かんぱち」800円。魚は日々3 ~ 4軒の鮮魚店を回り仕入れる。加治さんの定番「鶏唐揚げ」550円も、からりと揚がった薄衣が上品な小料理屋の味
鮮度抜群、厚めに切られた「かんぱち」800円。魚は日々3 ~ 4軒の鮮魚店を回り仕入れる。加治さんの定番「鶏唐揚げ」550円も、からりと揚がった薄衣が上品な小料理屋の味

ちゃんとした料理を安く出す。
そんな古きよき野毛の名店

 メイン通りから外れた静かな路地に、野毛生まれ野毛育ちの主人が営む『はる』はあります。深夜ともなれば、界隈の店の店主たちが次々来店。新鮮な刺身や丁寧に作られたつまみをアテに、1日の疲れをゆっくり癒す場所です。

主人の青木貞雄さん(左)と、都橋商店街にある、広さ2.5坪の“世界一小さいビアパブ”『エル ヌビチノ』の店主である加治正慶さん
主人の青木貞雄さん(左)と、都橋商店街にある、広さ2.5坪の“世界一小さいビアパブ”『エル ヌビチノ』の店主である加治正慶さん

 日本屈指のクラフトビールの名店『エル ヌビチノ』の加治正慶さんも常連のひとり。「ここはちゃんとしたものが食べられる場所。“いいものをなるべく安く”というのが昔の野毛だった。街は変わったけれど、この店にはまだそれがあるんです」と加治さん。

 2019年で開店10周年。当初から通う加治さんと主人の青木貞雄さんは、勝手知ったる仲。ですが、「気軽な雰囲気だけど、中身は居酒屋ではなく小料理屋。だからいつも刺身、揚げ物、蒸し物と調理法が被らないよう注文します」と加治さん。

 きちんと手を掛けた料理は当然のこと、季節ごとに器を変えたり、カウンターのひとり分のスペースが少し広かったり。さりげないけれど、きらりと光る仕事人の気配りが、界隈のプロたちに支持される名店です。

●SHOP INFO

野毛 はる

店名:野毛 はる

住:神奈川県横浜市中区野毛町1-53
TEL:045-325-9179
営:18:00~翌2:00
休:日曜

・・・・・・・