もう辛くない!大根おろしをより美味しくする「鬼おろし」。【ザ・キッチン道具マスター02】

軟骨入り鶏だんごのみぞれ鍋

「軟骨入り鶏だんごのみぞれ鍋」のレシピ

鬼おろし大根の美味しさを堪能できるのが、「みぞれ鍋」。わが家では冬の定番だ。コリコリのやげん軟骨を練りこんだ鶏だんごが、柔らかく煮えた大根おろしをトロリとまとう絶妙な相性。ちなみに大根は消化を助ける。疲れた胃にももってこいだ。

材料(2人分)

大根……2/3本
水菜……1束
だし(白だしを水で薄めたもの)……約600cc
切り餅……2個
(鶏だんご)
鶏ひき肉……300g
やげん軟骨……約10個
しょうが(みじん切り)……大さじ1
塩……小さじ1/2
三温糖……大さじ1
しょうゆ ……小さじ2

作り方

1.大根は、皮をむき、鬼おろしですりおろす。水菜は半分の長さに切る。

2.やげん軟骨は、粗みじんに切る。(*)

3.【2】を鶏ひき肉とともにボウルに入れ、しょうがのみじん切り・塩・三温糖・しょうゆを加えてよく練る。

4.鍋にだしと【1】の大根おろしを入れて、火にかける。

5.だしが沸いたら、【3】をスプーンで丸めてだんご状にし、鍋に投入。水菜を加えてできあがり。

6.最後の〆は餅を焼き、だしをかけてどうぞ。

(*)やげん軟骨の粗みじん切りはフードプロセッサーがあるとかんたん。包丁の場合は、軟骨についた肉をとり、ぬめりを取るため軽く水洗いしてから行うと切りやすくなる。

POINT

「軟骨入り鶏だんごのみぞれ鍋」のレシピ

(左)鬼おろしでおろすと、シャキシャキとした大根おろしができる。(中)鶏だんごは、こんな風にスプーンを2本使って丸めると楽ちん。(右)〆には、焼き餅。鶏だんごの旨みが溶けただしをかけてどうぞ。

●著者プロフィール

写真・文/Amiyumi

東京都出身・多摩地区在住。料理エディター歴20年。手掛けた書籍や雑誌は数知れず。日々翻弄される仕事の合間の休息地として自宅キッチンとキッチン道具をこよなく愛する。