高温で一気に焼き上げるアラジンの「グラファイトトースター」は料理好きも大満足の万能トースターだった!

レトロなデザインとカラーでキッチンのオシャレ度がアップ

 アラジンといえば、世界的に人気の高い石油ストーブ「ブルーフレーム」で有名なイギリス生まれのブランドです。ストーブもレトロなデザインが特徴的ですが、トースターにも同ブランドらしいデザインエッセンスが感じられます。

カラーはグリーン、ホワイト、ブラックの3色。サイズは幅350×高さ235×奥行295mmとやや大きめ。グラファイト グリル&トースター CAT-G13A(G)に比べると奥行きが小ぶりになっている
カラーはグリーン、ホワイト、ブラックの3色。サイズは幅350×高さ235×奥行295mmとやや大きめ。グラファイト グリル&トースター CAT-G13A(G)に比べると奥行きが小ぶりになっている

 一度に焼ける食パンの枚数は2枚。少人数の家庭ならこのモデル、大人数の家庭なら4枚焼きのグラファイト グリル&トースターを選ぶといいでしょう。

 操作性は至ってシンプルで、温度と時間のつまみを回すだけで加熱がスタートします。設定できる温度は100~280℃、消費電力は1250Wとなっています。

温度は100~280℃、時間は最大15分まで設定可能
温度は100~280℃、時間は最大15分まで設定可能

たった2分で焼ける秘密は「遠赤グラファイト」にアリ

 グラファイトトースターでトーストを焼く際、280℃なら2分から2分半で焼き上がります。すばやく焼き上がる秘密は、「遠赤グラファイト」を搭載している点にあるんです。

加熱が始まると一瞬で庫内がオレンジ色になる。立ち上がりの早さはさすが遠赤グラファイトだ
加熱が始まると一瞬で庫内がオレンジ色になる。立ち上がりの早さはさすが遠赤グラファイトだ

 遠赤グラファイトは株式会社千石の特許技術で、鉄の約10倍の熱伝導率を持つ素材でできています。アラジンブランドの暖房機「グラファイトヒーター」にもすでに展開されており、0.2秒の短時間で発熱し、庫内の温度を一気に高めて焼き上げます。そのため、外はサクサク、なかはしっとりしたトーストが焼けるのです。

多少焼きムラができてはいるが、高温で一気に焼き上げるので短時間で済むうえ、食感の良さが際立つ
多少焼きムラができてはいるが、高温で一気に焼き上げるので短時間で済むうえ、食感の良さが際立つ

 グラファイトトースターも、バルミューダのトースターと同様、リベイクが可能です。クロワッサンの場合は、100℃で1~3分の加熱が推奨されています。比較的低温なので、一般的なトースターよりも焦げるのを回避しすい印象です。

クロワッサンの加熱は、2分を過ぎたあたりでサーモスタットが機能して、最後に再加熱が始まった。全体的にしっとりした仕上がりになっている
クロワッサンの加熱は、2分を過ぎたあたりでサーモスタットが機能して、最後に再加熱が始まった。全体的にしっとりした仕上がりになっている