軽井沢の注目ホテル『ホテルインディゴ軽井沢』で楽しめる「薪火イタリアン」とは?

軽井沢や信州の食材を、薪火で調理したイタリアン

ダイニング奥の壁は油彩の抽象画家の城下万奈氏が制作した、木材とレジンを併用したアート
ダイニング奥の壁は油彩の抽象画家の城下万奈氏が制作した、木材とレジンを併用したアート

 オールデイダイニング「KAGARIBI」は、スタイリッシュな空間で四季折々の軽井沢を味わえる薪火イタリアンがテーマ。料理で使用するのは、軽井沢で採れた地野菜や、信州産の牛・豚・鶏、日本海から直送される海の幸などさまざま。オープンキッチンで薪火を使いダイナミックに調理を行っているため、薪の芳ばしい香りやパチパチと爆ぜる音が聞こえるなど、五感で楽しめるレストランになっています。

シグネチャーサラダ「KAGARIBI インサラータ 近隣の野菜」
シグネチャーサラダ「KAGARIBI インサラータ 近隣の野菜」

 例えばシグネチャーサラダの「KAGARIBI インサラータ 近隣の野菜」は、長野県産の季節の野菜に、軽井沢アカシア蜂蜜とレモンヴィネグレットを使った特製ドレッシングをまわしかけていただきます。野菜それぞれの味が濃く、軽やかなドレッシングがその味わいを引き立てています。

 また、『ホテルインディゴ軽井沢』から車で約10分の場所にある「サラダを食べに農園へ行こう」とういうコンセプトを掲げる「ヤナギサワファーム」のフルーツトマトやハーブを使ったカプレーゼやカルパッチョもあるので、気になる方はこちらもどうぞ。

「骨付き信州豚の薪グリル マスタードソース」
「骨付き信州豚の薪グリル マスタードソース」

「骨付き信州豚の薪グリル マスタードソース」は、豚塊肉を骨付きの状態で火入れした一皿。間伐材として近隣で伐採されたナラの薪火で焼き上げており、サスティナブルな取り組みをしつつ、ネイバーフッドとのつながりを味わいのエッセンスとしています。薪火ならではのスモーキーな香りの豚肉は、シングルモルトのスコッチウィスキー「Arran」などと相性抜群。遠火や近火を使い分ける絶妙な火入れで、外側はガリッと香ばしく、中はしっとりジューシーな仕上がりで、地産野菜のグリルも存在感を放っていました。

薪火を活用した絶品のモーニングも必食!

 モーニングは、ビュッフェスタイルですが、メニューは薪火イタリアンというコンセプトを貫いています。例えば薪火でグリルした季節野菜や、長野県産のスモークサーモン、ココットで焼き上げる「KAGARIBIフリッタータ」、「胡瓜 プチトマト バジルジェノベーゼサラダ」、「ヴィーガンティラミス」などがラインナップ。パンやごはんなど定番のホテルモーニングメニューも揃うほか、お好みの具材が選べるオーダー式のオムレツもあります。

イタリアンスタイルのコーヒーとスイーツタイム「インディゴ メレンダタイム」もスタート

「インディゴ メレンダタイム」1500円
「インディゴ メレンダタイム」1500円

 さらに「KAGARIBI」では2023年4月1日(土)から土日祝限定で、イタリア式のアフタヌーンティーともいうべき「インディゴ メレンダタイム」(1500円 ※土・日・祝の14時~16時で提供、ただし繁忙期、貸し切り日を除く)の提供もスタートします。「インディゴ メレンダタイム」は、イタリア語で「おやつ、間食」を意味する「MERENDA(メレンダ)」から着想を得た、午後に一息つくのにおすすめなイタリアンスタイルのスイーツ&コーヒータイムです。

「インディゴ メレンダタイム」のスイーツには、イタリア・シチリア生まれの「カンノーリ」が登場。「小さな筒」という意味を持つ「カンノーリ」は、筒状にして揚げた生地に、リコッタチーズのクリームをたっぷりと詰めた、イタリアでは昔から人気の伝統的なお菓子です。今回は、ネイバーフッド(近隣)の食材を使用して、ピスタチオ、軽井沢いちごとフランボワーズ、オレンジの3種のフレーバーが並びます。

「カンノーリ」に合わせるドリンクは、下北沢に店舗を構えるスペシャリティコーヒー「Belleville Brûlerie TOKYO」の『ホテルインディゴ軽井沢』限定ブレンドコーヒー「MIZUNARA」、紅茶、ハーブティーから選べます。

「カンノーリ」で使用しているクリームは、ホテル自家製のリコッタクリーム。野辺山高原のポッポ牛乳に、軽井沢萩原養蜂園のアカシアはちみつで甘味とコクを出し、滑らかで上品な味わいです。深煎りで苦味とコクがしっかりした、限定ブレンドコーヒー「MIZUNARA」ともよく合います。

まとめ:別荘時間に包まれつつ、軽井沢ならではのイタリアンをさまざまな角度で味わえる

 清涼な水と空気に育まれた軽井沢の新鮮食材を、シェフこだわりの薪の炎でダイナミックに調理する『ホテルインディゴ軽井沢』のオールデイダイニング「KAGARIBI」。館内の随所には軽井沢ゆかりのアーティストによるアート作品も多数ディスプレイされているほか、ファイヤーピッドを擁するフォレストガーデンなど、非日常で豊かなステイ体験を演出する仕掛けが盛りだくさん。ランチやディナー、メレンダタイムを目的にも足を運びたいと思えるホテルでした。

(取材・文◎中森りほ)

●SHOP INFO

店名:ホテルインディゴ軽井沢

住:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18番地39
TEL:0267-42-1100