名古屋のうなぎは“肝入り”が最高! 3時間待ちの行列店『うな富士』の「肝入ひつまぶし」を食べたら旨すぎて昇天しかけた

いざ噂の『うな富士』に入店!

1995年創業。25年目でミシュランに掲載された名店
1995年創業。25年目でミシュランに掲載された名店

 名店と名高いお店なので、さぞや高級なうなぎ屋なんだろうな、と少し身構えて訪店したのですが、本店はごく普通の街のうなぎ屋さんといった庶民的な雰囲気でホッとしました。

 入店し、さっそく注文します。メニューは事前に決めていました。というのも、今回この店を薦めてくれたのは名古屋在住の食べ歩きマニアの知人で、初めて『うな富士』に行くなら、絶対に「肝入ひつまぶし」を食すべし! と厳命されていたからです。

 うなぎの肝といえば、お酒のアテの串焼きや肝吸いに入っていることはありますが、うな富士では、うな丼やひつまぶしに肝が入っているというのです。どんなふうに調理されていて、どんな味なのか気になります。楽しみ!

ひつまぶしだけでなく、うな丼や長焼(いわゆる蒲焼き)や白焼などもあります
ひつまぶしだけでなく、うな丼や長焼(いわゆる蒲焼き)や白焼などもあります

 メニューで確認すると「肝入」は、うなぎ丼もひつまぶしもすべて“限定”。これは肝の数に限りがあるからですね。そして、肝入ひつまぶしは、「上」(6160円)と「特上」(6710円)があり、その違いは店員さんによれば「特上は蒲焼きの量が多い」とのこと。今回は「上」を注文しましたが、結果から言えば、「上」でも蒲焼きがおひつ全面にたっぷりとまぶされていて、十分お腹いっぱいになれる量でした。