天丼・カツ丼・親子丼! 東京で一度は味わう価値のある珠玉の「丼ぶりメシ」3選

『天麩羅 神田 はちまき』(神保町)の丼ぶりに収まらない「穴子海老天丼」

『天麩羅 神田 はちまき』の「穴子海老天丼」
『天麩羅 神田 はちまき』の「穴子海老天丼」

 神保町の三省堂前の交差点から、すずらん通りを少し入ったところにある1931(昭和6)年創業の『天麩羅 神田 はちまき』。作家・江戸川乱歩や俳優・三國連太郎も通った老舗です。

 同店の看板メニューの「穴子海老天丼」(1500円)は、高さ約11cm、重さは丼が673g、味噌汁が166g(共に器の重さを除く)でトータル839gとボリューム満点です。そして取材時のアナゴの長さは約26cm。アナゴの橋にもたれかかるようにエビ天2本と野菜天がのっています。

店は元々、末広町(現在の外神田)で創業、その後神田駅前に移り、1944(昭和19)年ごろに現在の地に店を構え、神保町で80年続いています
店は元々、末広町(現在の外神田)で創業、その後神田駅前に移り、1944(昭和19)年ごろに現在の地に店を構え、神保町で80年続いています

 穴子天は、衣はカリッとそして中はふっくら。ゴマ油とタレの香りがフワッと鼻から抜けていきます。一般的な天ぷらよりカリッと仕上がっており、中のフワフワな食感とのコントラストが心地よし。カリカリ一歩手前まで揚げられた厚めの衣と、隠し味が入っているというタレも丼全体の美味しさを引き上げています。

●SHOP INFO

店名:天麩羅 神田 はちまき

住:東京都千代田区神田神保町1-19
営:11:00~21:00(年中無休)