ご飯がすすみすぎる! 大阪の行列店『本みやけ』でお肉びっしりの名物「ステーキ重」を食べてきた

お肉が敷き詰められた「ステーキ重」は味変も楽しめる逸品だった

「ステーキ重」1200円
「ステーキ重」1200円

 カウンターに座りしばらくすると運ばれてきたのが、『本みやけ』に来る多くの人が注文している「ステーキ重」。行列に並んでいた際に注文していたこともあって、お店に到着からかなりのスピードで提供されました。

 分厚く贅沢にカットされたお肉がお重に隙間なく、キッチリと並んでいる様子は、美味しそうなのはもちろん、美しさも感じるほど。こんなに豪華な「ステーキ重」ですが、お肉はオーストラリア産で非常にリーズナブルな価格設定となっているのも大きな魅力となっています。

 それではいただきます。赤身肉の焼き加減はミディアムレアという感じ。中は赤いですが外側はしっかりと焼き目が付いています。肉の外はカリッ、中はふんわりしっとりとしていて、お肉の旨みたっぷり。この柔らかな食感に感動さえ覚えます。

 そこに、うな重のような甘みのあるタレがかかっています。これがまた、ごはんが進む。ごはんとお肉をある程度食べ進めたら、ぜひ試してもらいたいのがテーブルの上に置いてある「山椒」。うな重でおなじみの味変アイテムですが、ごはんと甘いタレ、動物性タンパク質の組み合わせに相性抜群。もちろん、「ステーキ重」にもピッタリとマッチします。

 国産のお肉ではないので、正直不安がある人もいるかも知れませんが、プロの手に掛かると、手ごろな価格のお肉でも美味しく食べられるというお手本のようなメニューとなっています。

『本みやけ』のもう一つのおすすめ「牛鍋」も食べてみた

「牛鍋」1050円
「牛鍋」1050円

 そして『本みやけ』で「ステーキ重」と並ぶおすすめ料理が「牛鍋」です。「本みやけといえばむしろ牛鍋」という意見もよく耳にします。

「牛鍋」は卵でとじた柳川風か、卵を別添えにしたすき焼き風を選べるのですが、今回は卵でとじる柳川風で注文しました。

 一人用の小鍋に入った「牛鍋」は、ダシの効いた甘辛醤油に牛肉、玉ねぎ、ゴボウ、しいたけ、豆腐、三つ葉、糸コンニャクが一緒に煮込まれています。

 甘辛で具だくさんな「牛鍋」は白ごはんと相性バツグンで、ごはんはお替り無料となっています。具材をワンバンさせてリズミカルに食べたり、お茶碗に具材をたっぷり乗せて丼風にするなど、お肉とごはんのコラボを思う存分堪能できます。

 ちなみに『本みやけ』では、お肉を和牛に変えたり、お肉の量を増やしたりと、様々なカスタマイズが可能。色んな人のニーズにあったランチが食べられるお店となっています。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP DATA

本みやけ

住:大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 B2F
TEL:06-6371-5322
営:11:00~22:00(L.O.21:15)
休:第3水曜・不定休あり

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。