台湾人も絶賛! カルディのレトルト商品「台湾 ルーロー飯」がめちゃくちゃ美味しかった

台湾人も認める「ルーロー飯」の味わいとは?

左が「胡麻味噌坦々」、右が「ルーロー飯」です
左が「胡麻味噌坦々」、右が「ルーロー飯」です

 まずは、「ルーロー飯」から作ります。と言っても、袋のまま4~5分湯煎するか、耐熱容器に袋の中身を移してラップをかけて2分レンチンでもOK。あとはご飯の上にかけるだけです。

 レンジから取り出すと、すぐに八角などのスパイスの香りが漂い始めます。まさに台湾の屋台で嗅ぐ、あの匂い。思わずテンションが上がります。

「ルーロー飯」は120gで1食あたりたった100kcal。かなりヘルシー
「ルーロー飯」は120gで1食あたりたった100kcal。かなりヘルシー

 具材は、豚ひき肉、タケノコ、キクラゲ、シイタケ。1食120gなので具材がちょっと少なめかな? と思ったのですが、食べ始めてみると、エキゾチックな五香粉の風味とオイスターソースの甘みと旨み、さらに生姜やニンニクも効いていて、複雑かつ奥深い味わいに感激。めちゃくちゃ美味しい! このタレだけでもご飯が止まりません。

 欲を言えば、肉がもう少しゴロゴロしていると嬉しい気もしましたが、たった236円。しかも5分程度の調理時間で、こんな本格的な味が楽しめるなら文句はありません。

 さて、一緒に購入した「中国・四川省 胡麻味噌坦々」(236円)も食べてみます。その名の通り、豚ひき肉がメインの担々ソース、といったイメージですね。

「胡麻味噌坦々」(236円)は180g・346kcal
「胡麻味噌坦々」(236円)は180g・346kcal

 四川省といえば唐辛子や豆板醤、花椒をバンバン使っていて辛くてシビれる料理が多いイメージですが…果たしてどんな味わいなんでしょうか。先ほど同様にご飯にかけて食べてみます。具材は豚肉、タケノコ、シイタケなのですが、白ごまのタレがとろりとしていて具材はよく見えません。ただし、120gのルーロー飯に対し、180gと量はたっぷり。

カレーのような見た目ですが、味は濃厚な胡麻味噌坦々です[食楽web]
カレーのような見た目ですが、味は濃厚な胡麻味噌坦々です[食楽web]

 口にしてみると、まず芳醇なごまのコクを感じます。かなり濃厚です。そしてその奥から、豆板醤の辛味&酸味と花椒の爽やかなシビれ感がピリピリっと効いてきます。具材は細かく刻まれていて、タケノコのコリコリした食感も楽しい。

 ルーロー飯と同様、肉の存在感はあまり感じられませんが、タレの美味しさが秀逸で、具材についてはどうでもよくなります。言うなれば、中華カレーといった雰囲気で、これはご飯だけじゃなく、麺にかけても美味しいと思います。

 というわけで、台湾人に教えてもらった“世界の屋台めしシリーズ”は、かなりハイクオリティなレトルト商品でした。筆者はすぐにカルディに走り、5個ずつ買ってきました。台湾旅行が気軽にできない中、手軽にプチ台湾気分が味わえるのも嬉しいところ。ぜひ一度お試しを。

(撮影・文◎土原亜子)