卵とご飯だけなのに旨い! 大阪『ラーメンチョンマゲ』の名物「玉子焼きめし」が最高すぎる

具材は卵のみ。黄金色の「玉子焼きめし」を食べてみた!

「ラーメン零(ゼロ)」830円、「レモンサワー」380円、「玉子焼きめし」600円
「ラーメン零(ゼロ)」830円、「レモンサワー」380円、「玉子焼きめし」600円

 せっかくなので、らーめんとレモンサワーも一緒にオーダーし、ラーメン店の王道セットにしてみました。同店のらーめんは「零(ゼロ)」が塩、「壱(イチ)」が醤油、「弐(ニ)」が味噌になっています。

 今回は「零(ゼロ)」を注文。厳選した土佐の鰹節と北海道産真昆布で取った和風の出汁に6種類の塩が加えられ、鰹節の風味がガツンと感じられます。塩らーめんはあっさりしていることが多いですが、濃厚な和風出汁が喉に突き抜けていきます。

 そこに絡む喉越しのいい細麺が絶妙にマッチ。トッピングされている薄切りのチャーシューやネギ、鰹節を絡めると、食感や香りを楽しむことができます。濃厚なスープには爽快感のあるレモンサワーがぴったり!

 そして、本日のメインメニュー「玉子焼きめし」が登場。具材は卵のみというシンプルさ。どこを食べても卵とご飯のみの焼きめしは、やはり名物というだけあって、想像とはかけ離れた衝撃的な美味しさです。

 最初に感じたのは、卵の甘み。味付けをしていないような卵の旨みを感じます。独特の甘みとまろやかさで、焦げ目が一切ないところにも注目。ご飯と一体化した卵はどこを取っても、ふんわり。パラパラな焼きめしではなく、しっとりふんわりな食感が楽しめるのです。

「この味だけでは少々飽きてくるかも?」と思っていたところ、目に飛び込んできたのが「焼きめし特製ダレ」と書かれたタレ瓶。この特製ダレをかけると、やさしい薄味の旨みがアップ! 醤油っぽい濃さやしつこさもなく、コクのあるタレが卵とご飯の中にジワ~ッと染み込んでいきます。二度美味しいとはまさにこのこと。特別な具はなくてもここまで美味しい焼きめしに、極められたワザを感じました。

 玉子焼きめしなら味の濃さや脂っこさがないので、胃にやさしく、お酒のシメにも抜群に合うでしょう。

(撮影・文◎道面 梓)

●SHOP DATA

店名:ラーメン チョンマゲ 大阪天六店

住:大阪府大阪市北区天神橋6-1-28
TEL:050-5570-1262
定休日:不定休
https://www.instagram.com/ramenchonmage.osaka.ten6/