神朝食が味わえる! 自家製ヨーグルト&マフィンの店『La Fab. Daikanyama』(代官山)とは?

マフィンの魅力を再発見できるバラエティ豊かな味わい

「マフィン」は日替わりで1個350円~400円
「マフィン」は日替わりで、1個350円~400円

 もう一つの看板メニュー「マフィン」は毎朝4時から店舗で手作りされており、おかず系とおやつ系を各4~5種類づつ、季節や旬に合わせた素材を使って提供されます。

 取材日のおかず系は「じゃがベーコングラタン」と「ツナチェダー」、おやつ系は「おぶせ産シナノゴールドりんごカスタードクランブル」「いちごバナナチョコクランチ」がありました。

モーニングにはコーヒーなどを添えて
モーニングにはコーヒーなどを添えて

 おやつ系の「りんごカスタードクランブル」は生地が甘さ控えめなので、ゴロゴロと入ったリンゴのジャムの食感と、カスタードクリームの甘味をストレートに感じます。ほんのり感じる酸味は、生地に自家製の「代官山ヨーグルト」を練り込んでいるから。ベタッとしたバターの重さはなく、普段甘いものを口にしない私もペロッと1個食べてしまう軽さでした。

 おかず系の「ツナチェダー」は生地のほのかな甘みにツナ、チェダーチーズの塩気が絶妙にマッチ。「コーングリッツ」という乾燥とうもろこしの粒状の粉が入っているから、ザクザクした食感も楽しめます。著者はこの穀物系の素朴な味わいが大好き!

「マフィンは甘いお菓子のイメージがあると思いますが、フォカッチャのように食事としても幅広く楽しんでもらえたら」と堀越さん。

可愛くディスプレイされたマフィンがそそります
可愛くディスプレイされたマフィンがそそります

 堀越さんは20数年間、映像プロデューサーとして、日本はもちろん世界の「食シーン」を撮ってきた経歴の持ち主。そのこだわりは味だけでなく、「サスティナビリティ―」にも反映されていて、極力プラスチックを使わないよう容器に工夫したり、材料も余計な燃料を使わないように極力関東近郊から仕入れているのだとか。「食の世界」を客観的に見てきた堀越さんだからこそ、身体にも環境にも優しいものを追求したお店ができたんだと納得しました。

 代官山にありながら、見た目も味わいもシンプルで毎日通いたいたくなる『La Fab. Daikanyama』。ちょっと早起きして、朝食を食べに訪れてみてください。きっといい一日が始まりますよ。

(取材・文●Tomoko)

●SHOP DATA

La Fab. Daikanyama外観

La Fab. Daikanyama

住:渋谷区代官山町14-24
営:7:00-16:00
休:不定休
http://www.lafab-daikanyama.com
※キャッシュレス決済のみ