池袋に登場した「明太子つけ麺」専門店が辛くて旨い!

あえてお盆をタテに配置し、つけ汁を手前、麺を奥に配置する独特の配膳スタイル | 食楽web

辛いだけじゃない!こだわりの麺とスープに感動

 先日、女優・武井咲さんとの結婚を発表した、EXILEのTAKAHIROさんは長崎・佐世保のご出身。九州人らしく、明太子がお好きなようで、福岡にある明太子料理専門店『元祖博多めんたい重』がお気に入りのお店との情報が。

 その『元祖博多めんたい重』の系列店が、東京・池袋にある。その名も『元祖めんたい煮込みつけ麺』。こちらは明太子つけ麺の専門店だ。池袋といえば、つけ麺専門店がひしめく激戦区。九州からこの地に出店し、しかも明太子を使ったつけ麺とはどんなものか、さっそく試してみることにした。

池袋に登場した「明太子つけ麺」専門店が辛くて旨い!

 お店の入り口には6つの壷が。辛味ダレの量を「なし」から「バカ旨辛」まで6段階に分けてあり、ここで店員さんに希望の辛さを伝えると、壷の中から木札を取り出して渡してくれる。辛いものがあまり得意ではない私は、ベースの「なし」を選択した。ちなみに、辛味だれは大旨辛までが無料、激旨辛は+50円、バカ旨辛は+100円だ。

 お店のおすすめ「めんたい煮込みつけ麺セット」(1,590円)をオーダー。つけ汁が土鍋で出てくるのがユニークだ。麺をつけ汁にひたしてすすると、明太子のプチプチとした食感とうまく絡んでくれる。軽くざらついた舌ざわりは、ほかのつけ麺では味わえない。つけ汁には明太子を一本丸ごと使用。

 スタッフに聞けば「九州ならではのアゴや昆布などの出汁を加えています」とのこと。軽くピリッとくる辛さに甘さも加わった濃厚なつけ汁だ。セットのごはんにかけると、これまた明太子ごはんのようでおいしくいただけた。

 つけ麺と同時に出してくれる割りスープは、そのまま飲んでもかなりいける。アゴ出汁の風味がいい。一般的に、アゴ(飛魚)は他の魚と違い、水面上を飛ぶので、身が引き締まっており、余分な脂身がなく、すっきり上品な出汁になると言われるが、この割りスープも、実にまろやかで上品な味わいだ。

 ちなみに麺の量は同じ値段で100g、200g、300gから選べる。初挑戦の私は200gを選んだが、次回は300gに挑戦してみたい。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

店名:元祖めんたい煮込みつけ麵

住:東京都豊島区南池袋1-21-5 第7野萩ビル2F
TEL:03-3984-3330
営:10:00~翌2:00(売り切れ次第閉店)
休:なし