重量約1.6kg! 新宿『らーめん荒海』でデカ盛り「特製つけ麺」を食べてきた

もやしの白い山にテンションアップ! 濃厚なつけ汁で食欲が進む!

「特製つけ麺」1100円+麺特盛100円、野菜増し大盛り。上から見ると山盛りのもやしで麺は端っこにしか見えていない
「特製つけ麺」1100円+麺特盛100円、野菜増し大盛り。上から見ると山盛りのもやしで麺は端っこにしか見えていない

 待つこと数分、出てきたのは、真っ白なもやしの山がインパクトのある皿盛りと、対照的に濃厚な色合いのつけ汁。つけ汁の中央に浮かぶ味玉が印象的です。

 早速計測。麺、というかもやしの山の方は、直径24cmの皿に高さ17cm、重さは1293g。つけ汁の方は直径14cmの器に329g(ともに器の重さを除く)。トータル1622g。もやしが600g前後として、麺とチャーシュー、海苔で700g弱? つけ汁、足りるのか? おそらく最後まで食べきったらつけ汁も完食になりそうです。

高さ約17cm。茹でモヤシをこれだけ食べるんだからヘルシー! 食物繊維大量摂取
高さ約17cm。茹でモヤシをこれだけ食べるんだからヘルシー! 食物繊維大量摂取

「麺は国産小麦で作る太縮れ麺、大盛りの場合茹で前で360gですね。つけ汁の元となるスープは、国産豚、地鶏、国産野菜などに魚のアラ、カツオ節、鯖節、干しエビなど様々な材料を12時間以上炊いた、クリーミーかつ濃厚なつけ汁なですよ」と話すのは店長さん。

 つけ麺の場合、普通盛りは180g、中盛り270g、そして大盛りが360g。全て同じ料金です。そして特製つけ麺の具はチャーシュー2枚、味玉、海苔、メンマ。今回は太麺にしましたが、細ストレート麺での注文も可能です。

麺の美味しさを味わうために、あまりくぐらせず、サッとつけるのがオススメとのこと
麺の美味しさを味わうために、あまりくぐらせず、サッとつけるのがオススメとのこと

 さぁ味わうぞ~、と思ったところで店長さんが「最初は麺の美味しさを味わって欲しいので、そのままか、ちょっとだけつけて味わってくれると嬉しいですね」とのことなので、最初の一口は麺のみで。ほんのり塩気を感じさせる、プリップリモチモチの麺、コシがあり、小麦をしっかり感じられます。

 二口目はしっかりつけ汁につけて。つけ汁が結構濃厚なので太麺との相性良好。とろみもあるので吸い上げもいい感じです。最初に旨みが、後から優しい甘みがやってきます。この甘みはおそらく野菜由来のものだと思われます。

公式600g、となっているけれど、おそらく限界まで盛り付けていると思われる山。麺の太さとほぼ一緒なのもいい
公式600g、となっているけれど、おそらく限界まで盛り付けていると思われる山。麺の太さとほぼ一緒なのもいい

「昔は1kgあったんだけれどね、お客さんが食べきれないんで、最近は600gになったんだよ」と話す店長。ええ~! 減ってこの量? それでも1日2~3人は野菜大盛りで注文して完食していくとのこと。そして、麺特盛をプラスした場合、つけ汁がお代わりできるので、安心して好きなバランスで食べてOK。サッとつけるのがオススメではあるけれど、思いっきり浸して味わうのもアリってことですね。

 そして、締めの割りスープはカツオだし。濃厚だったつけ汁がサラサラに、そして魚介の香りと旨みが一段と際立ちます。「これも入れるといいですよ」と出されたのは刻み玉ねぎ。シャキシャキとほんのり辛味も加わって、お腹いっぱいだけれど、ゴハンを入れて食べたい~! 胃袋の限界まで膨らんだけれど、なんとか完食です。

 実はこの店、「塩らーめん」(800円)も人気メニュー。「昭和の塩ラーメンですね。特に女性客に人気なんですよ」とのこと。店頭に貼られていた写真でインパクト大だった「辛辛濃厚麺」(900円)もかなり気になります。

 そして、あんなにお腹いっぱいになったのに、確かに胃もたれしなかった。やはり、素材厳選&無化調の素晴らしさ? あくまでも自分調べ、ですが。暑い日でも、湿気でぐったりの日でも、もやしのさっぱり感でスルスル食べられそうな『荒海』のつけ麺。夏バテ対策に、また近いうちに食べにきます!

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

らーめん荒海(あらうみ)外観

店名:らーめん荒海(あらうみ)

住:東京都渋谷区代々木2-16-9
TEL:03-5351-0346
営:11:00~翌5:00 ※緊急事態宣言、まん防期間中は~20:00(L.O.同じ)
休:なし