学生御用達の1kg丼!『深川つり舟』(国立)で「特上海鮮丼」&「場外天丼」を堪能してきた

豪華かつ美しい! 魚介9種盛りの「特上海鮮丼」

「特上海鮮丼」2900円。カニ汁の味噌汁、お漬物、小鉢付き。なんて華やか! しかも立体的
「特上海鮮丼」2900円。カニ汁の味噌汁、お漬物、小鉢付き。なんて華やか! しかも立体的

 まずやってきたのは「特上海鮮丼」(2900円)。この日はカンパチ、マグロの赤身、サーモン、さわらの切り身3切れずつに、ホタテ、蒸し海老、うに、いくら、ネギトロの全9種が丼を覆うように、しかも山盛りになっています。

 早速計測。直径15cmの丼に高さ約15cm、そして重さは1061g(器の重さを除く)。カニ汁なども含めるとおよそ1.2~1.3kgなんだろうけれど「ゴハンはおかわり自由だからね」とニッコリ。

 その前に、ゴハン見えないです。え~っと、ゴハンとおかず、バランスよく食べるにはどうすれば?「卓上に置いてあるお皿に取り分けるといいよ」。

 卓上には箸箱や醤油などのほか、醤油を入れる小皿や取り分けるのにちょうどいいお皿が置いてあります。

高さ約15cm。エビやホタテの後ろで巻貝が支えているので見応えある高さに
高さ約15cm。エビやホタテの後ろで巻貝が支えているので見応えある高さに

 ということで、サーモンやマグロといった切り身をお皿に移動し、こぼれ落ちそうなネギトロ、いくらと一緒にゴハンをすくって一口! ああ~美味しい。朝届いたばかりの新鮮魚介類を昼に食べているんだもの。まちがいない。いくらはプチプチ、ウニはとろとろ、サーモンは脂で濃厚。マグロの赤身のさっぱり感もいい。うっとりするほどの美味しさです。

 下のゴハンは酢飯。なので魚介類たちとの相性はもちろん、かに汁とも完璧なバランス。おそらくですが、この酢飯とかに汁だけでもう一杯ずついけちゃう美味しさです。ゴハンもかに汁もお代わり自由って素晴らしい。胃袋が許すなら、ゆったりと魚介類を楽しみつつ、ゴハンとかに汁はあと2回いきたいぐらい!

「お客さんの中には、かに汁だけ食べさせてって言う人もいるんだけどさ。それじゃお金取れないよ」と笑う店主。丼はもちろんですが、お味噌汁も定評があるってことですね。

マグロ、後ろ側にあるので見えないけれど3切れ乗っています。ちなみに一番手前のピンク色のプチプチしたものはネギトロ
マグロ、後ろ側にあるので見えないけれど3切れ乗っています。ちなみに一番手前のピンク色のプチプチしたものはネギトロ

「うちは味噌汁もゴハンもおかわり自由。でも手を抜かないからね」と微笑む店主。「特上海鮮丼」を頼んだお客さんは、みんな普通に3回ぐらいおかわりをしていくとのこと。

 そうなるとおそらくですが、推定2kg近くになるのでは? 座敷席に飾られたユニフォームを見ると、アメフトやアイスホッケーなど、ガタイがいい人率の高い、体育会系部活のユニフォームが多いような。ここでおかわりたくさんして、体を作ったのかも?

 3回おかわりをした場合、単純に考えて2~3人前のボリューム。と考えると2900円は高くない。むしろこれだけ種類豊富なお魚たちが味わえると思うと良心的すぎる気がします。そして、1人1品(丼または定食)を頼むならシェアOKなので、大喰いの知り合いと一緒に食べに来ると、よりバラエティ豊かに楽しめるってことなのかもしれません。