鎌倉・湘南エリアの下町ディープスポット・大船の「名酒場」3選

ディープタウンの締めは、400種の洋酒が揃う『Bar Rae Town』

写真は、マスター・井草さんがジャマイカで購入したラム酒「ドクターバード」
写真は、マスター・井草さんがジャマイカで購入したラム酒「ドクターバード」

 さて、ディープな大船を満喫するなら最後にもう1杯、『Bar RaeTown』へ。ラムを中心とした店内に並ぶ約400種の洋酒はすべて、マスター・井草聡史さんが世界中を旅しながら自分の足で見つけ、買い集めたもの。

店主の井草さんと親交の深い『NO BEER』の代表・菊池さん曰く「とにかくマニアックで、ラム酒のことなら何にでも詳しい。聡史君が話すお酒の解説や旅の思い出話だけでも、十分、つまみになります」
店主の井草さんと親交の深い『NO BEER』の代表・菊池さん曰く「とにかくマニアックで、ラム酒のことなら何にでも詳しい。聡史君が話すお酒の解説や旅の思い出話だけでも、十分、つまみになります」

「ボトル一本一本に旅の思い出が詰まっている」という井草さんの話に耳を傾けていると、あっというまに時が流れます。ラム酒は大航海時代に発展したお酒ということから、カリブ海を漂う船の中をイメージした内装も素敵。

「店主自家製ようかん」は甘さ控えめながらも小豆の味が濃厚で、ストレートやロックで飲むラム酒やウイスキーによく合います
「店主自家製ようかん」は甘さ控えめながらも小豆の味が濃厚で、ストレートやロックで飲むラム酒やウイスキーによく合います

 レコードから流れるレゲエが、現地のような雰囲気をさらに高めてくれます。万が一終電を逃しても、朝5時まで営業しているからご安心を。

●SHOP INFO

店名:Bar Rae Town

住:神奈川県鎌倉市大船1-23-16 サンワード大船B101

(文◎吉田彩乃 撮影◎赤澤昂宥・鈴木拓也)

※当記事は『食楽』2020年春号の記事を再構成したものです