約1.5kg! 浅草『カルボ』でデカ盛りすぎる焼きスパゲティ「カルボ・山」を食べてきた

ところどころにあるコゲもいい感じ! 山盛り焼きスパゲティ約1.5kg

「カルボ・山」1350円。フライパンで焼いているから、香ばしい香りもたまらない!
「カルボ・山」1350円。フライパンで焼いているから、香ばしい香りもたまらない!

 目の前にやってきた「カルボ・山」。確かに山です。こんもりしている~。早速計測です。直径14.5cmのお皿に高さ約12cm。重さは1,524g(器の重さを除く)。パスタが公式1000gだから、具やソースで約0.5kg、ということでしょうか。

 見た目はクリームソースにベーコンやマッシュルームでカルボナーラっぽいけれど「うちの『カルボ』は、麺を茹で置きしてからフライパンで焼くので外はカリッと、中はモチっとしているんですよ」。と店長。

 一般的なカルボナーラは麺を茹でた後ソースに絡めているけれど、ここの「カルボ」はソースとパスタをフライパンで炒め合わせたもの。なのでクリームが強く感じられるそうです。

茹で置きしてから焼いたパスタはやや太麺。だからこそのモチモチ感!
茹で置きしてから焼いたパスタはやや太麺。だからこそのモチモチ感!

 早速一口! フライパンで焼いているから、焦げている部分がいい感じにカリッとしています。口に入れるとモッチモチ。ソースはコクがあって濃厚な味わいです。確かに、一般的なイタリアンの店にも、喫茶店にもありそうでなさそうな、ここでだけでしか味わえない美味しさ。よくあるクリーム系スパゲティより、ソースとの一体感を感じます。

具はベーコン、マッシュルーム、タマネギ。麺のところどころにある焦げのカリッがいいっ!
具はベーコン、マッシュルーム、タマネギ。麺のところどころにある焦げのカリッがいいっ!

 パスタはやや太麺。なのでフォークに巻くと一口大のボリュームがあっという間に完成。これ、フォークよりお箸の方が食べやすいかも。と、途中から箸に変えて食べ進めます。完食するための攻略法を店長に聞くと「卓上の味変アイテムを活用して、食べ飽きないようにするといいですよ」とのこと。

卓上にある味変アイテム。チーズパン粉は1袋300円で販売もしている
卓上にある味変アイテム。チーズパン粉は1袋300円で販売もしている

 卓上には、タバスコ、ギャバンのブラックペッパー、そしてオレンジ色の粉が。これは何?「チーズパン粉になります。濃いめの味になっているんですよ」

 ということで、チーズパン粉をかけてみると、いきなり味がキリッと変化、濃くなった! 味変効果すごい。チーズパン粉、多めにかけたら、ビールとの相性が良くなりそうな気がします。それまではまろやかな美味しさだったのが、メリハリのついた美味しさに。すごいぞチーズパン粉!

「ミカドはしょうゆ味でサラサラいけます。こっちもぜひ」(店長の高橋一貴さん)
「ミカドはしょうゆ味でサラサラいけます。こっちもぜひ」(店長の高橋一貴さん)

 ちなみに「山」で注文する人は1日に1人ぐらいいるとのこと。残した場合持ち帰ることができますが、単品でシェアは基本禁止。1人1品注文を、とのこと。

 ランチタイムにはほぼ満席、並んでいる人はもちろん、テイクアウトを買いに来た、地元の人らしきラフな姿の人も。お客さんは圧倒的に地元のサラリーマンやご近所さん、というのも納得です。

 浅草観光のついでに行きたいな~、とかであれば、姉妹店の『スパゲッティスタンド カルボ』が雷門通りにあるので、こっちで食べるのもおすすめ。浅草寺からも割と近い場所にあります。

 テイクアウトのサイズは「大」までなので、「山」サイズを食べるならお店へ。なかなか浅草に行けないよ~、という人のために、現在冷凍販売を試作中で2021年春には完成予定だそうです。ネット販売、楽しみにします!

(取材・文◎石澤理香子)

●SHOP INFO

スパゲッティストア カルボ外観

店名:スパゲッティストア カルボ

住:東京都台東区浅草3-42-6
TEL:03-5603-0203
営:11:30~14:30、17:30~22:00(各L.O.) ※緊急事態宣言解除までは11:30~20:00
休:火曜
https://www.carbo2010.com