茅ヶ崎No.1食パン! 和食に最強に合う「海の和食パン」とは?

潮の香りがあふれ、噛むたびに旨みが増す

約40種のバラエティ豊かで個性的なパンが並ぶ店内
約40種のバラエティ豊かで個性的なパンが並ぶ店内

「海の和食パン」は、茅ヶ崎駅北口のバス通りを脇道にそれた、高田商店街の一角にある『Bread studio mog』で販売されています。

 数人入るといっぱいになってしまいそうな小さなお店ですが、2014年のオープンから6年。なじみの常連さんが多く、9時半の開店から入れ替わり立ち替わりお客さんが訪れ、焼きたてのパンが次々と売れていきます。

食パンに「魚醤」が入っている!?

「海の和食パン」1斤385円(税込)
「海の和食パン」1斤385円(税込)

 毎朝10時過ぎに焼き上がるのがこちら、「海の和食パン」です。北海道産の小麦粉に、ミネラル豊富な沖縄産の海水塩、まろやかな甘さのきび糖を合わせ、香料や着色料、保存料などの食品添加物、卵・乳製品は不使用で焼き上げています。

 素材の旨みを存分に引き出すのは、天然酵母の力。じっくり発酵させることで味が深まり、噛みしめるごとにジワジワ旨みを感じる食パンに仕上がっています。

「えぼしの雫」150ml 800円(税込)
「えぼしの雫」150ml 800円(税込)

 そして普通の食パンとは一線を画す、「海の和食パン」ならではの風味に仕上げているのが、地元・茅ヶ崎で獲れた魚で作られた魚醤「えぼしの雫」です。

『Bread studio mog』の店主、鈴木智哉さんは、かねてから「国産素材で無添加のパン、茅ヶ崎らしいパンを作りたい!」と思っていた矢先、この魚醤と出合ったそう。

大手製パン会社や個人店など20年にわたる修業を経て6年前に独立した鈴木さん
大手製パン会社や個人店など20年にわたる修業を経て、6年前に独立した鈴木さん

 そして「えぼしの雫」を使って、潮の香りを感じ、味わえるパンを作ろうと、素材探しから素材の配合バランスまで納得がいくまで試作錯誤を重ねた末、ようやく完成させたのだそうです。

焼きあがったら型に振動を与え、横に寝かせて素早くパンを取り出す
焼きあがったら型に振動を与え、横に寝かせて素早くパンを取り出す