東京随一のクラフトビールの聖地! 代々木『ウォータリングホール』の魅力とは?

多彩なフードとのペアリングも楽しい!

「ねこにひき」1パイント1250円
「ねこにひき」1パイント1250円

 このお店はビールだけではなく、美味しいフードも人気の秘訣です。ビールに合う定番料理も一癖あり。全国からこだわりの食材を厳選し、契約農家などから届くオーガニックの野菜やフルーツも使った野菜たっぷりのメニューも揃います。

 今回は、フルーティーで甘み強めなヘイジーIPA「ねこにひき」と、看板メニュー「山形牛のタルタル」を注文しました。

「山形牛のタルタル」1800円
「山形牛のタルタル」1800円

「山形牛のタルタル」は、ここに来たなら絶対に外せない! と評判の看板メニュー。新鮮な山形牛を細く切り、野菜と和え(この日はピリ辛のわさび菜!)、オリーブオイルや塩コショウなどで味付けしたシンプルな一皿ですが、そのリッチな味わいに脱帽。

 濃厚な肉を味わい、すかさずジューシーなビールで潤すと、モルティな甘さがじんわりと広がっていくのです。

デザート感覚の一皿もビールにマッチ!

「キンカンとパッションフルーツ、クリームチーズとハチミツ」800円
「キンカンとパッションフルーツ、クリームチーズとハチミツ」800円

 もう一皿は「キンカンとパッションフルーツ、クリームチーズとハチミツ」という、ほかでは見かけない珍しいメニュー。完熟したキンカンをレモン風味のハチミツで味付け、凍らせてから卸した “クリームチーズフレーク”をたっぷりトッピング。果実と一緒にいただくとフワフワのチーズがスーッと溶けて、アイスクリームのような風味が楽しめます。

 デザートのような一皿ですが、ビールとの相性は間違いなし!旬のフルーツを使うので、季節ごとに違った味わいと出会えますよ。

ビール愛炸裂! 店長・林さんとの会話も楽しい

店長の林ゆうやさん
店長の林ゆうやさん

 お店に来たら、スタッフと交流しながらおすすめのビールと料理などを聞くのも楽しみのひとつですよね。『ウォータリングホール』のカウンターには、とても気さくでクラフトビール愛にあふれた名物店長・林さんがいます。

「クラフトビールは鮮度が命。僕たちの使命はブルワリーのできたての美味しさをそのまま届けることです」と語る林さん。ちなみに、最初にいただいた「けやぐの林 ビアキチ&バニラ」は、青森の『ビーイージーブルーイング』と一緒に醸造したコラボビール。そのように、ブルワリーとのつながりを大切にし、新しいクラフトビールを生み、この市場を活性化しようという熱い想いが、お店全体から感じ取ることができます。

『ウォータリング・ホール』は代々木駅から徒歩3分、新宿駅からも徒歩10分という好立地。仕事帰りはもちろん、15時から営業しているので週末の昼飲みも楽しめます。素敵なクラフトビールと出会う至福をぜひ、体験してみてください。

(取材・文◎大山ユミ)

●SHOP INFO

ウォータリングホール 店内

店名:Watering Hole(ウォータリングホール)

住:東京都渋谷区千駄ケ谷5-26-5 代々木シティホームズ 103
TEL:03-6380-6115
営:15:00 ~23:30(L.O.フード22:30、ドリンク 23:00)
休:不定休