ラーメン凪が本気で手がける豚骨ラーメン専門店神田『ラーメン凪 BUTAO』の魅力とは?

煮干しラーメンの名店が本気で作る豚骨ラーメンとは?

「ラーメン 豚王」830円
「ラーメン 豚王」830円

 同店で提供されるのは、豚骨ラーメンをベースとした4色のラーメン。各国での多くの受賞実績を誇る「豚王」、唐辛子をきかせた「赤王」、バジルとオリーブオイルがマイルドに香る「翠王」、焦がしニンニクのマー油が香ばしい「黒王」の4品です。

 スープは、約20時間炊き上げた豚骨スープ。麺は新宿だるま製麺製(自社製)のストレート細麺を採用しています。具材は、豚ロースのチャーシュー2枚に、万能ネギ、白髪ねぎ、そして中央には自家製のタレ「一撃」とシンプルな構成です。

 4種ともにベースとなるスープと麺、具材は同じで、味の違いを生むのは、仕上げにかけるオイル。赤が自家製辣油、翠(みどり)がバジル×オリーブオイル、黒が焦がしニンニクマー油といった具合に、軸を変えることなく多彩なバリエーションを楽しめるようになっています。金額は一律830円。券売機の前で悩まなくて良いのも嬉しいところです。

まるで『一蘭』を彷彿とさせる注文方法ですが、生田氏が初めて修業した店が『一蘭』だそうで、深い関わりを持っているんです
まるで『一蘭』を彷彿とさせる注文方法ですが、生田氏が初めて修業した店が『一蘭』だそうで、深い関わりを持っているんです

 入店後、券売機で「ラーメン」の券を買い席に着くと、店員が「OMOTENASHI SHEET」を渡してくれます。これに、色、油の量、味の濃さ、にんにく、麺の硬さ、特製の秘伝タレ「一撃」の量などを記入してオーダーします。

 スープに豚骨臭さは皆無。口内で豚骨の旨みをしっかり感じられるコク深い味わいです。仕上げ油に使われている豚ラードが、後味に刺激を与えてくれます。一方の自家製麺は、スープとの相性、啜り心地、コシの良さが絶妙です。

 東京の豚骨ラーメン業界に革命を巻き起こしそうな『凪ラーメン BUTAO』。これからの快進撃が楽しみな一店が誕生しました。

●SHOP INFO

店名:ラーメン凪 BUTAO 神田店

住:東京都千代田区鍛冶町2-13-7
TEL:03-6206-0324
営:11:00~翌2:00、土日祝11:00~22:00
休:なし
http://www.n-nagi.com/