呑んべえの聖地・浅草で、ツウが集まる老舗『四方酒店』の角打ちを体験してきた!

気軽にお酒を楽しめる、昭和の風情漂う角打ち

ホッピーセットとおつまみで乾杯
ホッピーセットとおつまみで乾杯

「ある時、常連さんが店先で立ち飲みしてたんです。それを見てか、飲んで帰りたいという人がどんどん集まるようになり、今の角打ちをまた始めたんです」(金子さん)

12~13種類の日本酒を用意
12~13種類の日本酒を用意

 浅草・吾妻橋のたもとにある『四方酒店』は、古き良き昭和の風情が漂います。ガラガラとガラス戸を引いて店内に入ると、店内の中央にテーブルが置かれ、棚にはたくさんの酒瓶、冷蔵庫にはビールや焼酎などが豊富にそろい、正面には角打ち用の日本酒がずらりと並んでいます。もちろん、どのお酒を飲んでもよし。おつまみと一緒に、その都度買って、飲む。その昔ながらの気軽さもいい感じ。

 生ビールや日本酒、キンミヤ焼酎でホッピーを楽しむ人、コンビニでは売っていない海外のビールを味わう人、浅草名物・電気ブランを体験する人など、楽しみ方はそれぞれ。飲み屋より安く、気軽に飲める角打ちは、自由度が高くて、ワクワクしてきますね。

 お酒につまみは付きもの。この店ではあえて作り置きの料理はおかず、軽く一杯を楽しむための“おつまみ”のみ。駄菓子屋のように、缶詰やせんべい、ナッツやソーセージなどが60円くらいから売っていてます。これまた、楽しい!