食中酒としての新提案! 桃のリキュール「オリジナル・ピーチツリー」でスパイス料理の楽しみ方の幅が広がる!

デカイパーは世界ナンバーワンのリキュールブランド

オリジナル・ピーチツリーは桃の甘さや香り、柔らかな余韻が特徴
オリジナル・ピーチツリーは桃の甘さや香り、柔らかな余韻が特徴

 オリジナル・ピーチツリーを販売するデカイパー社は、オランダのロッテルダムに本社を構えています。1695年にジン製造のための樽屋として創業し、1920年にはリキュールの本格製造を開始。デカイパー社のリキュールは世界ナンバーワンのシェアを誇り、約1秒に1本が売れるほどです。

 そんな同社のオリジナル・ピーチツリーは1984年にアメリカで発売されたリキュールで、同社のほかのリキュールと同様、人工香料を一切使っていないのが特徴のひとつ。そもそも「リキュール」は、ウォッカやジン、ラム、テキーラなどのスピリッツに果実やハーブなどの香味成分を加えたもののことを指します。オリジナル・ピーチツリーのアルコール度数は20%となっており、割って飲むのが一般的。ウーロン茶で割った「ピーチウーロン」や、レモン果汁とグレナデンシロップ、ソーダを使った「ピーチツリーフィズ」などが代表的な飲み方です。

オリジナル・ピーチツリー30mlとソーダ90mlを加え、カットレモンを1切れ加えた「ピーチツリーサワー」
オリジナル・ピーチツリー30mlとソーダ90mlを加え、カットレモンを1切れ加えた「ピーチツリーサワー」

 桃と聞くと甘ったるいイメージですが、ライトでクリアな味わいなのがピーチツリーの特長。黄桃果汁を使用するので、桃本来の香りが楽しめます。そんなオリジナル・ピーチツリーを食中酒として飲むなら、「ピーチツリーサワー」がおすすめだそう。レモンの酸味や苦味が加わることで、桃の甘さをほどよく中和してくれるんです。

フムスやルーロー飯とのマリアージュに挑戦

「フムス」は伝統的なアラブ料理で、ギリジアやトルコなど中東地域で食べられている。ひよこ豆をペーストにして、クミンやカイエンペッパーを使用する
「フムス」は伝統的なアラブ料理で、ギリジアやトルコなど中東地域で食べられている。ひよこ豆をペーストにして、クミンやカイエンペッパーを使用する

 最近はレモンサワーが人気を集めていますが、レモンサワー以上に甘みや香りが加わったピーチツリーサワーなら、ハーブを使った“スパイス料理”との相性がいいそうです。そこで、今回マリアージュを試したのが「フムス」と「ルーロー飯」。

 フムスはなめらかな舌触りで、ピーチの滑らかさともよく合います。少し塩気が強めの味付けの料理ですが、ピーチツリーサワーが口のなかをすっきりリセットしてくれるので、これはたしかに無限ループしてしまう!

台湾グルメの「ルーロー飯」は、豚肉を八角やシナモンとともに醤油で甘辛く煮込み、煮汁ごとごはんにかけて楽しむ
台湾グルメの「ルーロー飯」は、豚肉を八角やシナモンとともに醤油で甘辛く煮込み、煮汁ごとごはんにかけて楽しむ

 一方のルーロー飯の八角やシナモンなどのスパイスもよく合い、こちらはピーチツリーサワーがスパイスの味わいを広げるような印象を受けます。これまでフムスもルーロー飯も大好きな料理でしたが、ピーチツリーと合わせることで新たな楽しみ方を見つけた気がします!

 また、オリジナル・ピーチツリーにフレッシュフルーツを漬け込んだ「マチェドニア」も試食しましたが、これは間違いないですね。本物のフルーツに桃の香りが加わった、”大人のフルーツポンチ”といった趣きで、ホームパーティーで早速作ってみたくなりました。

右がマチェドニア。本来は果物や野菜のサラダの一種で、イタリア、スペイン、フランスなどで食べられている
右がマチェドニア。本来は果物や野菜のサラダの一種で、イタリア、スペイン、フランスなどで食べられている

 現在、六本木ヒルズのウエストォーク内にあるバー『TUSK』では、オリジナル・ピーチツリーを含むデカイパー社のリキュールを使った各種カクテルを提供中。ピーチツリーが気になった人はぜひ訪れてみてください。

ライチ、シトラス、ピーチのリキュールを使ったフルーツミックスカクテル「オーバーラップ ブルー」(1650円)などデカイパー社のリキュールがプッシュされるのは2020年1月31日まで
ライチ、シトラス、ピーチのリキュールを使ったフルーツミックスカクテル「オーバーラップ ブルー」(1650円)などデカイパー社のリキュールがプッシュされるのは2020年1月31日まで

 年始のパーティーは、ピーチツリーサワーでちょっとおしゃれに楽しんでみましょう!

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●著者プロフィール

今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好きで、フードツーリズムマイスターの資格も持つ。