ガッツリ食べて呑める! 東京の最旬「肉ビストロ」4選

フランス仕込みの技! 豚肉料理の底力
『La Boucherie Goutons(ラ ブーシュリー グートン)』(人形町)

「豚足の1本丸々パン粉焼き」2500円。豚足は香味野菜と豚の茹で汁で6時間かけて茹で、パン粉をまぶして焼き上げています
「豚足の1本丸々パン粉焼き」2500円。豚足は香味野菜と豚の茹で汁で6時間かけて茹で、パン粉をまぶして焼き上げています

「富士農場の豚博士、桑原康さんが飼育する豚の原種との出会いが、この店をやりたいと思ったきっかけ。6種の豚ごとに異なる個性的な味わいに魅了されました」と開口一番、こう言い切ったのはシェフの郷卓也さん。

「豚胃袋のファルシ」1400円。ボルドー料理「グルニエ・メドケン」をアレンジ
「豚胃袋のファルシ」1400円。ボルドー料理「グルニエ・メドケン」をアレンジ

 それまでも、フランスの食文化に深く根づいた豚肉料理に魅力を感じていたそうで、メニューに並ぶのは「豚足の1本丸々パン粉焼き」や「LYB豚のリエット」「自家製ソーセージ」など豚一色。豚足や耳、舌などを詰めた「豚の胃袋のファルシ」といったマニアックなメニューもこの店ならではです。

「本日のおまかせ2種食べ比べ」3900円。中ヨークシャーのロース(右)と黒豚ならではの力強い味わいが特徴のバークシャーの肩ロース。各200gと食べ応えあり
「本日のおまかせ2種食べ比べ」3900円。中ヨークシャーのロース(右)と黒豚ならではの力強い味わいが特徴のバークシャーの肩ロース。各200gと食べ応えあり

 圧巻は「本日のおまかせ2種食べ比べ」。繊細で優しい味わいのヨークシャーや引き締まった肉質の満州豚など、常時4~5種類揃う豚のなかから味わいの異なる2種を郷シェフが選んでくれます。炭火で焼き上げる香ばしさも秀逸。豚の美味しさを再発見できるお店です。

●SHOP INFO

ラ ブーシュリー グートン 店内

店名:La Boucherie Goutons(ラ ブーシュリー グートン)

住:東京都中央区日本橋富沢町10-15 勢州屋本店ビル 1F
TEL:03-6661-1156
営:12:00~13:00LO、18:00~22:00 LO
休:日・祝、月・火のランチ、その他不定休あり