“辛うま”ラーメンといえば、テレビやネットなどでも有名な『蒙古タンメン中本』。数多のラーメン店がオープンし、そしてクローズしていく中、唯一無二の存在として、創業50年以上経った今でも行列ができる大人気店。激辛マニアの聖地として、一種の社会現象を巻き起こし続けるラーメン店です。
そんな『蒙古タンメン中本』と『食楽web』がコラボして新メニューを開発。2019年夏限定のスペシャルメニューが誕生しました！ いよいよ本日より情報解禁＆販売開始です。販売は、『蒙古タンメン中本』のほぼ全店舗（※各店舗の状況により提供時間が異なることや、提供できない場合があります）で行われます。
果たしてどんな夏メニューなのか。向かったのは、JR池袋駅から徒歩3分の場所にある『蒙古タンメン中本 東池袋』。わくわくしながら出来上がるのを待ちます。
辛さ：（6）★★★★★★
痺れ：（1）★
※編集部での評価です。（基準の一例として『蒙古タンメン中本』の普通は「辛さ：6、痺れ：1」）
カウンターに座って待つこと数分、出てきたのはいろどり鮮やかな、冷し中華風の麺。キュウリの緑、パプリカの黄色と赤、もやしの白、そして頂上に肉味噌！ 底のタレの色の赤さに、中本の“辛うま”スピリットを感じさせてくれます。
「冷し麺を食べやすく仕上げたものですね。ウチの定番の『蒙古タンメン』が辛さ5としたら、「夏菜～冷辛中華～」は6ぐらい。だけど麺が冷やされているので、ちょうどいいバランスになっているんですよ」と広報の井上さん。
麺は中太ストレート。スープは豚骨、豚足、鶏ガラ、背脂、野菜などで作ったものに、特製の味噌ダレと一味唐辛子の激辛スープ、そして甘酢を入れることで食べやすさと夏らしさを。肉味噌は2つの唐辛子入り。肉の旨みと辛さを演出しています。
まずは麺だけで一口。最初は甘酢のやわらかな口当たりですが、あとから辛さが追いかけてきます。甘酢で油断させてからの、辛さの波状攻撃。でも旨みはもっと強い！ むしろ辛さはシャキッとした心地よさを引き出している感じです。
続いて、麺も具もスープも全部をかき混ぜて一口。キュウリやパプリカのシャキシャキ食感がいいっ！ ほぐれた肉味噌から旨み、そして肉味噌の中にあった唐辛子のダイレクトなビリビリ感もやってきます。ここで一気におでこと、頭の中から汗がぶわっと噴き出てきた！
麺のモチモチ、野菜のシャキシャキ、そして唐辛子のビリビリ。もぉ口の中がいろんなことになっていく感じ。しかしクセになる絶妙なバランス。食べれない～ってほどの辛さではなく、むしろ、暑い日や梅雨でジメジメした日にこれ食べたらシャキッとリフレッシュできそう！
食べ進めるうちに辛さがどんどん舌の上に重なり、口の中全部がしびれ始めますが、もっと口に入れたい、食べたい、と思えてくるのがスゴイ。唐辛子ハイってあったっけ？ と思えるほど箸が止まりません。
気づいたらあっという間に完食。汗もしっかりかいて、なんか走りきったような爽快感を感じます。
ちなみに「夏菜～冷辛中華～」は、平日限定1日20食まで（店舗によって異なる場合あり）。冷し中華の甘ったるいのがちょっと苦手、とか、冷し中華だと、いつもカラシとお酢を多めに入れちゃうんだよね～、という人は、ぜひ「夏菜～冷辛中華～」を！ すっきり、シャキッとした味は、食欲がないときでも食欲に火がつきそうな味ですよ。
「元気・笑顔！ 夏にうちの店にきて、元気になって帰ってほしいですね」と話す井上さん。甘くない、くどくない。そしてシャキッと元気になれる冷し麺。これは今年の夏、ハマりそうな予感大。また食べにくること決定です。
ちなみに『蒙古タンメン中本』に食べに行ったことがない、という人へ。“辛うま”ラーメンで有名ですが、店には全く辛くない、辛さゼロのタンメンもあります。激辛ばっかりフィーチャーされがちですが、辛さゼロのタンメンもあるのでご安心を。自分が好きな辛さでこの夏はタンメンや食楽ウェブとのコラボ冷し麺を楽しみましょう！
●SHOP INFO
店名：蒙古タンメン中本 東池袋
住：東京都豊島区東池袋1-12-15 近代2ビル
TEL：03-5954-1123
営：11：00～24：00（LO）
休：なし
