5年で市場規模が2.5倍! じわじわブームのりんごのお酒「シードル」7種類を飲み比べてみた!

世界中で愛される「ストロングボウ」は料理に合わせて2つの味が選べる

 2018年9月より、ハイネケン社の「ストロングボウ」が日本でも飲めるようになりました。今年日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」のオフィシャルドリンクとなっており、現在は飲食店のみでの販売となっており、一部の業務用酒販店では購入できるのだとか。そこで、今回は特別にサンプルをいただいて試飲しました。

ハイネケン社(日本での販売はキリンビール)の「ストロングボウ」。左は「ゴールドアップル」、右は「ダークフルーツ」。いずれもアルコール度数は4%以上5%未満
ハイネケン社(日本での販売はキリンビール)の「ストロングボウ」。左は「ゴールドアップル」、右は「ダークフルーツ」。いずれもアルコール度数は4%以上5%未満

 ストロングボウは「ゴールドアップル」と「ダークフルーツ」の2種類のフレーバーが展開されています。「ゴールドアップル」にはブレイバン、ジャズ、ガラ、グラニースミス、レッドデリシャスなど複数種のリンゴ果汁を使用しており、甘さがありつつもクリアな味わいです。

“果実感”はないが“果汁”はしっかり感じられる。軽めのお酒が飲みたいときに良さそう。炭酸はしっかり入っている
“果実感”はないが“果汁”はしっかり感じられる。軽めのお酒が飲みたいときに良さそう。炭酸はしっかり入っている

「ゴールドアップル」は魚介類との相性がよく、なかでも牡蠣に合わせるのがおすすめ。フライドポテトやスナックといった塩気のある食事にも合います。

今回は牡蠣のオイル漬けとペアリングしてみた。生臭くなるかと思いきや、意外にもりんごの酸味とのバランスがいいので驚いた
今回は牡蠣のオイル漬けとペアリングしてみた。生臭くなるかと思いきや、意外にもりんごの酸味とのバランスがいいので驚いた

「ダークフルーツ」はカシス風味のシードルで、どちらかといえばカシスソーダを飲んでいるような感じがしました。少しこってりした味付けの料理との相性が良く、赤ワインとのペアリングを考えるときに近い印象です。

カシスとりんごの組み合わせは、りんごだけの場合よりも甘みが強い。後味はスッキリしているので、料理の味を邪魔しない
カシスとりんごの組み合わせは、りんごだけの場合よりも甘みが強い。後味はスッキリしているので、料理の味を邪魔しない

 手羽元の甘辛煮と一緒に食べてみたところ、料理とシードルの“甘み”が上手くマッチしていて、料理の美味しさをきちんと引き立てていました。今回はおかずと合わせましたが、これならデザートと合わせるのも良さそうです。

手羽元の甘辛煮といえば白ごはんやビールのお供のように感じるが、「ストロングボウ ダークフルーツ」との組み合わせることで鶏肉の旨みが引き立っていた
手羽元の甘辛煮といえば白ごはんやビールのお供のように感じるが、「ストロングボウ ダークフルーツ」との組み合わせることで鶏肉の旨みが引き立っていた

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