【特集】10回訪台した台湾好きスタッフが紹介！！　二泊三日で堪能する、本当に旨い「台北の味」

2日目

朝ごはんは台湾人の大好きなアレ！

鼎元豆漿＠中正紀念堂周辺

台北グルメは朝ごはんから始まります。魯肉飯やお粥、麺など選択肢はさまざまですが、台北最初の朝ごはんは豆漿（トウジャン）を体験してみてください。市内には有名店からチェーン店、地元客が立ち寄る店まで多数ありますが、中正紀念堂からほど近い「鼎元豆漿」の豆漿は美味です。豆漿とは、豆乳のことで私のオススメは「鹹豆漿（シェントウジャン）」。温かい豆漿に酢などの調味料で味付けされた一品で、これが本当に美味しい！　豆漿を食べる際には、ぜひ「油篠」（揚げパン）や「蛋餅」（ネギ入りの薄焼き卵入りクレープのようなもの。写真の右上）を一緒に注文してください。油篠を浸しながら豆漿を食べていると、“台北に来たな～”とつくづく感じるハズです。

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昼ごはんはローカルに交じって小吃を

賣麺炎仔 金泉小吃店＠迪化街周辺

最近人気の迪化街から徒歩圏内にある食堂をご紹介。「賣麺炎仔 金泉小吃店」は台北ローカルに絶大な人気を誇る食堂です。旅に出たからといって、有名店ばかりに行くのはつまらないもの。個人的に、台北グルメの面白さは「中国地方料理」と「小吃」（小腹を満たす、ちょっとした料理）にあると思っているので、地元客に交じって麺や肉料理をつまむのは楽しいものです。この店は創業80年を超える老舗で、“炎仔”とは店主の祖父のニックネームだそう。注文すべきはサクサクの「紅燒肉」（豚バラ肉の揚げたもの・写真左の奥）や「鶏肉」（茹で鶏・写真左の手前）、それにシンプル極まりない「切仔麺」。ちなみにこちらにはメニューがないので他の人が食べているものをチェックしつつ、指差し注文してください。それもまた、旅の妙味だと思います。食後は食材の宝庫でもあり、最近は洒落たカフェや雑貨店などのショップが続々オープンしている迪化街をぶらりと歩いてみてはいかが？

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午後のおやつはヘルシーに

古早味豆花＠雙連駅周辺

迪化街散策の後、台湾らしいおやつが食べたくなったらMRT雙連駅の近くにある「古早味豆花」へ。豆花は絹ごし豆腐のようななめらかな食感の豆乳スイーツで、小豆やタピオカ、タロ芋など好みのものをトッピングしていただきます。体にやさしい、しみじみ系の甘味が食べたくなったらどうぞ。ちなみにこちらの仙草ゼリーも絶品です。

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庄頭豆花担＠忠孝復興周辺

市内中心部、忠孝復興エリアにある豆花店。台湾らしい鮮やかなグリーンの外観が目を惹くこの店の豆花も穏やかな味わいで美味しいです。好みの具をトッピングしてお楽しみください。

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百果園＠忠孝復興周辺

マンゴーやパイナップルなど、台北は果物天国でもあります。高級果物店「百果園」はフレッシュジュースやアイスクリーム、かき氷などを楽しめる一軒。雰囲気はポップでカジュアルですが、味は確かです。マンゴーのシーズンなら、ぜひ試してみてください。ジャムやヴィネガーなどのお土産も人気です。

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最後の夜ごはんは繊細系かパンチ系を

東雅小厨＠忠孝新生駅周辺

最良の食材を繊細でやさしい味付けで提供する人気店。インパクトのある味わいではありませんが、ひと口食べるとその繊細な味わいに感動すること必至です。ピーナッツのスプラウトと干し大根、豆腐と炒めた「菜脯花生芽」（左の写真手前）、湯葉を素揚げした「脆皮豆包」（左の写真奥）、何度食べてもクセになる「上海菜飯」（右の写真左）など、しみじみ美味しい料理が目白押しです。オーナーは著名な料理研究家で、扱う食材は野菜や肉、調味料まですべてオーガニック。台北最後の夜はぜひ、台湾ならではの食材を使ったやさしい料理を堪能してみてください。次回もリピートすること間違いないハズ。

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天然臺湘菜館＠中正紀念堂周辺

体にやさしい料理より、パンチのある台北ならではの味を楽しみたいなら、1955年創業の老舗をオススメ。東京ではなかなか食べられない本格的な湖南料理を楽しめる店です。湖南料理は唐辛子や漬物などをよく使う料理で、同店の目玉はなんといっても「剥椒魚頭」（魚の頭の唐辛子蒸し。写真の右）。とにかく辛い！　辛いが、旨い！　汗を流しながらハフハフと食べてみてください。台北で辛いものが好きな方はぜひお試しを。辛いものが食べたくなったら、四川料理より湖南料理を選ぶのが面白いと思います。

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