街歩きのプロに聞いた! 横浜・阪東橋の本場すぎるタイ料理居酒屋『ソムタム』とは?

勇気を出して扉を開ければそこはタイさながらの雰囲気

 居酒屋だけれど昼12時から営業。なので昼ごはんにグラパオ(ガパオ)を食べに来るタイの人など、本格的なタイ料理を明るい時間から楽しめるのもうれしいところです。

 夕方になると、仕事を終えた日本人やタイ人の常連さん、おいしいとウワサを聞きつけて遠方からやってきた人などで賑わいます。カウンター席、テーブル席のほか小上がりの座敷席もあるので、突然行っても待たされることはまずありません。
 しかし、店長さんらしき若い女性とシェフは日本語が話せますが、スタッフの人は日本語はまだ理解できていない様子。日本人の常駐スタッフはいません。

 でも大丈夫! カタカナで書かれた、写真付きの分厚いメニューがあるので、写真を見ながら指差していけば問題ナシ。「おすすめは?」を聞くと、メニューを差しながら教えてくれたり、店長さんらしき女性がテーブルに来て説明してくれます。

シェフのピタヤさん。タイのアイドルにいそうなイケメンシェフ ボリュームの多さも彼の人柄の良さを感じさせます
シェフのピタヤさん。タイのアイドルにいそうなイケメンシェフ♡ ボリュームの多さも彼の人柄の良さを感じさせます

 とにかくメニュー豊富なので、メニューを選ぶ前にお店の人に、今日のおすすめを聞くのがおすすめ。また、◯◯が食べたい、××ヌキで作って、こんな料理をタイで食べたんだけどできる? といった、ムチャ振りなリクエストも、材料があれば柔軟に対応してもらえます。

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 今回紹介したメニュー以外でも、パパイヤのサラダはしびれるぐらいの辛ウマだし、米麺で食べるタイのレッドカレーなど麺類も絶品なので、できれば大勢で行って、いろんな料理をシェアするのがおすすめ。
 日本語がなかなか通じなくても、お客さんがほとんどタイの人で、日本語よりタイ語が飛び交っていても、笑顔やサービスがフレンドリーかつアットホームな雰囲気の「タイ居酒屋」。一歩入ればそこは、旅行気分を味わえるタイ100%ワールドです。

●SHOP INFO

タイ料理 居酒屋 ソムタム 外観

店名:タイ料理 居酒屋 ソムタム

住:横浜市南区真金町2-16-1
TEL:045-243-8826
営:12:00~23:30(ランチLO16:00、ディナーLO21:30)
休:火曜
アクセス:横浜市営地下鉄 阪東橋駅A1出口より徒歩3分

●著者プロフィール

石澤理香子

東京23区あるある研究所所長。某情報誌などで東京・神奈川・千葉を回り、常に街の情報に目を光らせている。その活動は、街に行ってフラフラ歩き、ソウルフードを食べ歩いたり、街のヘンテコなものを見つけたり。主な著書は豊島区や中野区など東京23区の「◯◯区あるある」(TOブックス刊)