オレたちは総重量1kgの「巨大バーガー」を完食できるのか?|食楽中学生日記

メガモンスターとの格闘が始まる!

 というわけで入店。70席という店内は満員だった。やはり人気店なのだ。着席したら、ボタンで店員さんを呼ぶシステム。すでにメニューを決めていたので、すぐにオーダーをした。

 ボクが食べたい「プレミアムメガモンスターバーガー ポテト付き」(3,800円)とドリンクセット100円。良太が気になった「プレミアムテリヤキチーズバーガー」(1,060円)とポテト&ドリンクセット480円。

「メガモンスターバーガーは少々、お時間をいただきます」と店員さんに言われたので、ボクらは何もすることがない時のアレをやることにした。東京では「指スマ」、良太の出身地・長崎では「ちーばる」という指を使ってやる暇つぶしゲーム。

「ちーばる」を数回やっているうちに、「プレミアムテリヤキチーズバーガー」が登場。思ったよりでっかい。とくにバンズの部分がチェーン系のバーガーに比べて倍くらいの厚みがあって、ふかふかしている。

「プレミアムテリヤキチーズバーガー」
「プレミアムテリヤキチーズバーガー」

 続いて、「プレミアムメガモンスターバーガー」もやってきた。「うわ~!」と思わず声を上げてしまった。高さが20cmはある。隣の女の子たちも目を丸くして注目している。

「プレミアムメガモンスターバーガー」
「プレミアムメガモンスターバーガー」

 メニューを改めて見ると、ビーフパティ120gが5枚、間にベーコン、アボカド、パイナップル、トマト、オニオンが挟まっていて、チーズもナチュラルチーズ、チェダーチーズ、アメリカンチーズという3種類を使っているそうだ。しかし、良太は「これ、どうやって食べるんだろう」という顔をしている。

:真ん中に串が刺さっているから倒れないだろうけど。持ってかじることはできないよね。半分にしてみようか。

良太:うん。テリヤキのほうも半分にしてみるよ。

 良太のテリヤキは簡単に半分になったが、“メガモンスター”の方は簡単にはいかない。良太が上から串で抑えて、ボクが真ん中にナイフを入れる。良太は「ナイフ入刀~!」なんて言って喜んでいるけど、ナイフが短いのでうまくいかないんだぞ。

 そこで、良太に反対側からも切ってもらうことに。またもや良太は「初めての共同作業です!」なんて言って喜んでいる。それよりもボクは、キレイに切ることに集中。「メガモンスター」と闘っている気分だ。

両側からナイフを入れて切っていく
両側からナイフを入れて切っていく
キレイに真っ二つにすることに成功!
キレイに真っ二つにすることに成功!