お酒がすすむ!【フルーツつまみ】レシピ|バナナのカツレツ

バナナのカツレツ
食楽web

最近、フルーツを上手に使った料理や酒肴を、気の効いた料理店などで見かけませんか? 今回は、そんな意外性のあるフルーツを使った酒のつまみを、和洋の料理人から教わります。

ねっとり濃厚な甘さのバナナ、
チーズやにんにく風味の味噌との
組み合わせは、まさに新感覚。

材料(2人分)

・バナナ……1 ~ 2本
[衣]
・小麦粉、卵……各適量
・香草パン粉・パン粉……50g
・おろしにんにく……少々
・刻みパセリ……2つまみ
・パルミジャーノチーズ……小さじ2
・ナツメグ……少々
[味噌バーニャカウダソース]
・味噌……大さじ1
・太白ごま油……大さじ2
・おろしにんにく……少々
・水……大さじ1.5
・オリーブオイル……適量
・パルミジャーノチーズ、塩……各適量

作り方

1.バナナはやや硬めのものを使うとよい。皮を剥き、縦に5mm厚さに切る。

2.【1】に、小麦粉⇒卵⇒香草パン粉の順で衣を付ける。

3.味噌バーニャカウダソースを作る。鍋に水以外の材料を入れて火にかける。香りが出てきたら水を加え、よく混ぜ合わせる。沸いたところで火を止め、しっかり練り込む。

4.フライパンを弱火にかけてオリーブオイル(バナナの1 / 4が浸る程度の量)を熱し、【2】を入れる。徐々に中火くらいに火を強め、底面が香ばしく焼けたら裏返す。片面も同様に香ばしく焼けたら、取り出して油を切る。

5.器に盛り、パルミジャーノチーズ、塩をふり、【3】のソースを添える。

POINT右/バナナの厚さは約5mmがベスト。衣が香ばしく焼けるのと同時にバナナに程よく火が入る。左/衣をサクっと仕上げるには、パン粉は乾煎りして水分を飛ばし、細かく挽いたものを使う。

右/バナナの厚さは約5mmがベスト。衣が香ばしく焼けるのと同時にバナナに程よく火が入る。左/衣をサクっと仕上げるには、パン粉は乾煎りして水分を飛ばし、細かく挽いたものを使う。

教えてくれた人

パッソアパッソ 有馬邦明

パッソアパッソ 有馬邦明さん

「基本的な考え方としては、日本には四季があるので、フルーツの種類も多種多様。なので、これも一つの旬素材と捉えて、季節の料理や食材と合わせてあげれば、意外とすんなりはまります。身近にある味噌や魚醤、梅干しなどを使ったレシピを提案しましたので、ぜひさまざまなお酒とともに、試してみてください」

●SHOP INFO

パッソアパッソ

店名:パッソアパッソ

住:東京都江東区深川2-6-1アワーズビル1F
TEL:03-5245-8645
営:18:00~21:30LO
休:水曜休
予算/おまかせコースが1種類のみ10, 800円 個室/なし カード/VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners

(撮影◎貝塚 隆 取材・文◎小林安菜子、編集部)