数量限定！真紅の『ブラックニッカ アロマティック』を晩秋から冬にかけて飲みたい理由とは？

　秋が次第に深まるにつれ、肌寒く感じる日も多くなってきました。そんな日の夜は暖かい暖炉の前でウイスキーをちびりちびり飲りながら、お気に入りの推理小説に興じる……なんて憧れますよね。そこへ暖炉はともかく、暖房の効いたリビングや書斎で秋の夜長を楽しむのにうってつけなウイスキーが、この11月21日（火）から登場します。販売予定数量は12,000個。そこで、一足早く試飲会にお邪魔してきました。

ストレート、ロック、ハイボール。3種の飲み方でテイスティング

　記者席には、テイスティング用にストレート、ロック、ハイボールといった3種類のグラスが用意されています。そこへニッカウヰスキー取締役チーフブレンダーの佐久間正さんが登壇。解説＆試飲の始まりです。

　まずはストレートのテイスティングから。グラスの蓋を開けて香りをひと嗅ぎすると、フルーツを感じさせる華やかな甘い香りが鼻腔をくすぐります。従来のブラックニッカとも一線を画す、芳醇な香りです。口に含むと、ふわっとした甘く優しい味わいが広がります。

　解説によると、華やかな果実香と甘みは宮城峡モルトの原酒がキーモルトだからだそう。そこにカフェモルトとカフェグレーンをブレンドすることで、華やかで優しい味わいながらもしっかりしたコクとボディ感を実現したといいます。“香りを楽しむ”ことをテーマにしたまさに「アロマティック」という名に相応しい一品です。

　続いてロックを試してみるとストレートとはまた違う印象に。香りが開くにつれ、次第に甘く芳ばしい香りが占めていくようです。味わいもよりまろやかで丸みを帯びた甘みが、そして最後にビターさが締めてくれ、複雑で豊かな風味が楽しめました。

　そして最後は濃いめのハイボールを。こちらもロックと同様かそれ以上に華やかでフルーティーな香りが感じられます。口当たりもまろやかで飲みやすいにもかかわらず、口中ではしっかりとしたコクを味わうことができました。

飲み方次第で、さまざまなポテンシャルが引き出せる

　飲み方を変えるだけで多彩な味わいが楽しめるのは、まさに旨いウイスキーならではの醍醐味だと思いますが、「ブラックニッカ アロマティック」も、飲み方次第で予想以上にさまざまな個性を引き出すことができることをこの試飲会で体験。そのポテンシャルや侮るべからず、です。

　これからの季節、秋の夜長には落ち着いた雰囲気の中、ストレートやロックでゆったりと。年末年始のパーティーシーズンにはみんなとハイボールで乾杯！ などさまざまに活躍できそうです。