フレンチ界の肉の殿堂「ユーゴ・デノワイエ」がリニューアル。究極の熟成肉はいかに進化した?

モダンで落ち着気のある空間で希少肉三昧を満喫!

 新たな店のコンセプトは「希少肉×フレンチ×ワイン」。どうやらリニューアル前よりさらにキャラが立っているようです。さっそく店内を覗いていみると、カウンターとショーケースがお出迎え。そしてショーケースの中には熟成肉の枝肉が! この時点で肉好きならずともテンション上がりまくりです。1階はショップも兼ねていて、肉を購入することもできるんです。

1Fではユーゴ・デノワイエの肉の購入も可能
1Fではユーゴ・デノワイエの肉の購入も可能
2Fの様子。ゆったりとした空間で食事を堪能できる
2Fの様子。ゆったりとした空間で食事を堪能できる

 そしてメインダイニングのある2階。モダンな装いでありつつも、開放感があり落ち着いた雰囲気です。なるほど、ここなら熟成肉をじっくりと味わえそうです。奥に目をやると、オープンキッチンになっていて、そのカウンターの上の壁には、この店の主役たちのイラストがどどーんと飾られています。そう、これぞユーゴ・デノワイエ氏自らが選びに選び抜いた「リムーザン牛」「阿蘇あか牛」「梅山豚」の希少肉トリオ。これらの熟成肉をステーキやフレンチをベースにしたさまざまな料理としていただけるというからたまりません。

これぞ赤身肉の醍醐味! 噛めば噛むほど旨くなる

 そんなユーゴ氏がこだわるのが、牧草のみで育てるグラスフェッド牛。それぞれの肉の部位や状態にあったエイジングを行なった後に初めて供されるステーキは、熟成肉ならではの濃密な旨みがぎっしり。実際、噛めば噛むほど味わいが口中に広がっていくのが分かります。まずは何もつけずにそのままで、次にユーゴ氏が肉に合わせて厳選した塩でいただくのがオススメだそう。これはワインが捗ること間違いなしです。

 なお、オープン後、約2週間は「オープン記念スペシャルメニュー」ということで、コース料理のみの提供。ほぼ全てのメニューに肉が使われている圧巻のディナーコースです。

 また、10月16日以降はアラカルトメニューもスタートするというからこちらも楽しみです。

 肉好きを自認する諸兄、このめくるめく「肉」ワールドをぜひ満喫してみてはいかがでしょうか。

(取材・文◎編集部)

●SHOP INFO

HUGO DESNOYER EBISU(ユーゴ・デノワイエ恵比寿) 外観

店名:HUGO DESNOYER EBISU(ユーゴ・デノワイエ恵比寿)

住:東京都渋谷区恵比寿南3-4-16アイトリアノン1.2F
TEL:03-5725-2526
営:ランチ11:00~15:00(14:00LO)、ディナー17:00~23:00(23:00LO)
休:月
HP:http://hugodesnoyer.jp/