大人のクルーズにぴったり!ソーダストリームの強炭酸で作るオールドパー シルバーの「シルバーボール」

夏のクルーズにぴったり!ソーダストリームの強炭酸で作るオールドパー シルバーの「シルバーボール」
食楽web

 クルーズのお供といえば、ビールやシャンパン、爽やかな白ワインなどが定番だが、今大注目なのが「シルバーボール」。本格派スコッチウィスキー「オールドパー シルバー」を自家製炭酸水で割った“極上のウイスキーソーダ”だ。

 都会のいざこざも脳天から抜けそうな爽快感が口中から全身に駆けめぐり、思わず飲みすぎてしまう美味しさだ。何よりすっきり爽やかで終わらないのが「オールドパー シルバー」の魅力。柑橘系のフレッシュな香りと柔らかい味わいで、ソーダ割りにぴったり。若者やふだんウィスキーを飲まない層でも抵抗なく楽しめる。スマートに過ごしたい大人のクルーズにはぴったりだ。

ところで、ウイスキーソーダを作るために船に大量の炭酸水を持ち込むのは手間とコストがかかるが、「ソーダストリーム」を使えば水道水から手軽に炭酸水ができる。持ち運びも簡単で、アウトドアシーンをスタイリッシュに彩ってくれる便利なアイテムだ。

ソーダストリーム
ソーダストリーム

「シルバーボール」の造り方は簡単で、「オールドパー シルバー」をたっぷりの氷で冷やし、ソーダと1対3の割合で撹拌するだけ。自家製炭酸水は「ソーダストリーム」の専用ボトルに水を入れて数秒ボタンを押せばできあがり。炭酸の強さもボタンを押す長さで調整できるので、強い刺激が好みの人は、ボタンを長く押せばいい。

 さて、7月12日に開催された『一般社団法人横濱まちづくり倶楽部』の新プロジェクトスタートアップイベントでは、横浜の水道水で作った炭酸水を使用した“ご当地シルバーボール”が会を多いに盛り上げた。

 料理を担当したのは地元生産者とつながりが深く地場でフレンチレストランを営む「ペタル ドゥ サクラ」の難波シェフ。シェフの料理の特徴は「地産地消」と薬膳のエッセンス。レストランから徒歩3分の畑からとれた朝獲れ野菜や、タンポポやひまわりなど夏にいい薬膳食材を盛り込んだ美味しく体にいい料理に、参加者は舌鼓を打った。ペアリングに用意された白赤ワインは山梨県産の日本ワイン。「地産地消」にこだわるシェフならではのセレクトだ。会場に並べられた苗はサタのタネ、食器は大倉陶園、椅子は三井レジデンシャルの協賛によるもので、プラスチックの皿や簡易椅子とは一線を画すプレミアムな空間が演出された。

第一部では横浜港を臨む象の鼻テラスに1000個もの苗を並べ畑に見立てた会場のなか、参加者はロングテーブルを囲みながら季節のコース料理を満喫した。
第一部では横浜港を臨む象の鼻テラスに1000個もの苗を並べ畑に見立てた会場のなか、参加者はロングテーブルを囲みながら季節のコース料理を満喫した。

 第二部のピクニック・クルーズでは、“ご当地シルバーボール”片手に、横浜出身の女優・余貴美子さん、オペラ歌手の丸尾有香さんなどの文化人をはじめ、地元のビジネスリーダーたちが横浜の未来を語り合いながら極上のサンセットタイムを堪能した。

 「オールドパー」といえば、斜めに自立するユニークなボトルが特徴。「決して倒れない」「右肩上がり」と明治時代から日本のリーダーたちに愛されてきた。そして現代。ザンギリ頭に洋装でオールドパーを楽しんだ明治の昔に思いを馳せ、美しいサンセットを眺めながら21世紀の都会の戦士たちも束の間の休息を楽しんだ。水面の先には、明治の香りを今に残す建物に加え、現代を象徴する高層ビル群に観覧車。隔世の感に酔いしれる。いつの時代も美味しい食事と美味しい酒で、男たちは疲れを癒してきたのかもしれない。

 ちなみに、普段はワインばかり飲んでいる筆者だが、約1時間半のクルーズで気づけば3杯も「シルバーボール」をおかわりし、ついぞ一滴もワインを飲まずに下船したのだった。

(取材・文◎水上 彩)