2年ぶり、3度目の夏！「THANKS TO THE SAKE 西国・神奈川地酒フェスティバル in 横浜2017」って、どんなイベント？
「四国じゃありませんよ、西国です」
思い込みというのは恐ろしい。てっきり四国の地酒フェスだと思っていたら単なる見間違いだった。イベント実行委員会の佐藤理樹さんいわく「四国（しこく）ではなく、西国（さいごく）です。西の国の地酒フェスティバルですよ」。し、し、失礼しました！ でも、西国って？ 西だから関西の地酒のことだろうか。イベントに参加する蔵元リストを見ると、そういうくくりでもないらしい。佐藤さん、イベントについて詳しく教えてください。
2013年に始まった西国地酒フェスティバル。
「西国地酒フェスティバルは2013年、2015年に続いて今年で3回目。西国と銘打っていますが、西日本の意味合いですね。今年は福井、滋賀、兵庫、奈良、愛知、京都、大阪、岐阜から10社の蔵元が参加します。神奈川からも4つの蔵元さんが加わっての開催となります」
2年に一度の西国・神奈川地酒フェス。いうなれば西国・神奈川地酒ビエンナーレ。そういえば来月から横浜トリエンナーレも始まる。こちらも個人的には楽しみだ。おっと、本題に戻ろう。つまり、このイベントは西日本の蔵元と神奈川の蔵元との地酒交流試合ならぬ、地酒交流試飲ということですね。ありそでなさそな組み合わせのイベントのようだけど。
「当時、関東ではあまり馴染みのない西日本のお酒のよさを知ってもらおうというのがイベント開催のきっかけです。日本酒ファンとの交流を図るという目的もあります。第1回目が盛況だったおかげで第2回に繋がって、この年から馬車道にお店を構え、神奈川の地酒を豊富に扱う「小料理 ほおづき」さんが加わったことで「西国・神奈川地酒フェスティバル in 横浜」に。おっしゃる通り、日本酒を通して西国と神奈川の交流を深める会です」
