チーズかシャンパーニュか。横浜で開催されるフランスの美食セミナーとは?

今年13年目を迎える「横浜フランス月間」。聞いたことはあるけれど、どんなことをやっているのかピンとこない。なにかのキャンペーンのようなものなのか? それともフェスティバルなのか? そして、その期間中に開催される美食セミナーとは?

チーズかシャンパーニュか。フランスの美食セミナーが横浜で堪能中!
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 いま、横浜がフランス色に染まっているというのはご存知で? 染まっているというと大げさだが、すでに染まり始めており、染まる期間は一ヶ月間と限られている。染まる染まるって一体なんのことかとお思いの方には、手短かに、そしてフランス色に美味しく染まれるご案内をするとしよう。

 6月15日から始まった「横浜フランス月間」。日本で唯一のフランス文化の祭典であり、これこそが横浜がフランス色に染まる一ヶ月間なのである。横浜市の主導によりスタートし、今年で13年目。横浜の各所で写真展、ライブ、映画上映会、ワークショップなどのさまざまなイベントが行われ、フランス文化に触れることができるという。

 多彩なイベントの中でも例年好評なのが美食セミナー。フランスのガストロノミー(美食術)といえば、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。今でこそ和食もその仲間入りをしているが、一国の美食術が文化遺産として登録されたのはフランスが第一号。料理とワインの組み合わせやプレゼンテーション、ゆっくり時間をかけて楽しむ食事のスタイルなど、おいしさを共有する慣習は多くの人が知るところである。イベント期間中に開催されるチーズやワインなど各種セミナーで、フランスならではの美食術を身近に感じられるというわけだ。