通常サイズ何個分!? 高級ホテルの超巨大ハンバーガーが登場!【THE OAK DOOR@六本木】

食楽web

本場アメリカのハンバーガーショップが続々と日本上陸、国内の専門店も全国各地でオープンが相次いでいる。いま日本はハンバーガーブームだ。

そんな中、「ホテルのハンバーガー」にも動きがある。注目は六本木「グランド ハイアット 東京」のステーキハウス「オークドア」。アメリカ人料理長のもと、月替わりの限定メニュー「マンスリーバーガー」を2015年10月よりスタート。四季折々の独創的なバーガーを発表し続けている。他のホテルにない身軽な動きだ。

その5月のバーガーが「ジャイアント オーク ドア バーガー」。昨年に続きマンスリーバーガーとして2度目の登場。レギュラーサイズの約5倍の大きさという超特大バーガーだ。

バンズの直径約22cm。ビーフパティ1Kg。レギュラーサイズ「約5個分のボリューム」と謳うが、これはかなり控え目な表現だ。レギュラーメニュー「オーク ドア バーガー」のパティのサイズは220g。「ジャイアント」は1kg。だから「約5個分」という勘定なのだが、しかし世のバーガー専門店のパティは大体130gが平均なので、つまり、一般的には「約8個分」の大きさということになる。この数字をあなどってはいけない――。

5月のマンスリーバーガー「ジャイアント オーク ドア バーガー」10,930円(税・サービス料込)。さらにフライドポテトまたはサラダが付く
5月のマンスリーバーガー「ジャイアント オーク ドア バーガー」10,930円(税・サービス料込)。さらにフライドポテトまたはサラダが付く

事実、ハンバーガーが姿を見せた瞬間、我々のみならず、周囲の席からも、その大きさにどよめきが起きた。しばらくは撮影タイム。それは記念撮影だってしたくなる。

パティはホテル内のブッチャールームで挽いた豪州牛1kg。焼き加減はミディアムレア。鉄製のグリルパンで8~10分で焼き上がる。切ると中身はみごとな赤。バンズも同じくホテル内のベーカリーチームが製作。そこへオーロラソース200ml、チェダーチーズ14枚、ホテル特製のスモークベーコン14枚、フライドオニオン玉ねぎ約1個分、トマト2個、レタス4分の3玉!

この日は6名参加につき6等分に切り分け、1人あたりパティサイズ約170gのバーガーに。男性は余裕、一般的な女性にはやや多いくらいの量だった
この日は6名参加につき6等分に切り分け、1人あたりパティサイズ約170gのバーガーに。男性は余裕、一般的な女性にはやや多いくらいの量だった

この日は6等分に切ってもらった。大きくともやわらかなパティとバンズ。そこへパリッと食感を添えるフライドオニオンとベーコン。ソースの甘く、かつキュッ! と刺激のある酸味がやわらかな赤身肉と絡んでたまらぬソフトなおいしさ。巨大化してもホテルのクオリティはそのまま。作りに隙がない。むしろ通常サイズでは味わえない、大きさゆえのおいしさと迫力が堪能できる。これぞスケールメリットだ。

要予約。まずはお電話を。価格8800円(税・サービス料別)だが、5~6人で割れば、驚くほどの額でもない。風薫る初夏のさわやかなテラスで、仲間みんなで集まって、わいわいとぜひ。

(撮影・文◎ハンバーガー評論家・松原好秀)

●SHOP INFO

店名:ステーキハウス「オークドア」

住:東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 6F
TEL:03-4333-8784
営:ランチ 11:30~14:30(土日祝~15:00)/ディナー 18:00~22:00/バー 11:30~25:00
※「ジャイアント オーク ドア バーガー」の提供は11:30~14:30(土日祝~15:00)、5月1日~31日まで
休:なし
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/oak-door-restaurant