清宮幸太郎など早実ナインが愛する『淡淡』の「焼肉丼エッグ」とは?

清宮幸太郎など早実ナインが愛する『淡淡』の「焼肉丼エッグ」とは?
焼肉丼エッグ 650円 | 食楽web

肉×卵!豪快にかっ込む豪快焼肉丼に感激!

 カナダで開催されたU18・W杯で、高校通算111本塁打を放ち、歴代最多記録を更新した清宮幸太郎選手。その清宮選手が所属する早実野球部の選手たちが通うという食堂が、JR国分寺駅から徒歩3分ほどのところにある。その名も『淡淡』。中華料理をメインとした、昔ながらの大衆食堂だ。かつてはハンカチ王子こと、斎藤佑樹選手も通ったという、創業34年目のお店。ここには早実ナインのお気に入りメニューがあるのだという。

 それが〈焼肉丼エッグ・650円〉。いかにもスタミナがつきそうな、食べ盛りの男子アスリートが好みそうな名前だ。私は食べ盛りではないが、さすがにこの名称には魅了されてしまう。

 この焼肉丼エッグ、まずルックスがなかなかおもしろい。上の写真をご覧いただきたい。きれいな目玉焼きが2個!一瞬、何かのキャラクターを想起してしまいそうだが、それはおいておこう。目玉焼きの下には醤油としょうがで炒めた豚肉が敷き詰められている。濃いめの味付けが食欲をそそる。なるほど、これは10代男子にはたまらない味だ。目玉焼きの黄身は半熟なので、これをとかして肉にからめると、ほのかな甘さも加わってくる。

 ごはんとの相性もいい。濃いめの味付けが生きてくるのは、真っ白いごはんを一緒に口に入れたときだ。箸ではなく、レンゲで食べるのは「豪快にかきこむ」ことを想定してのものだろう。事実、食べ始めると止まらないのだ、これが……。

 さて、焼肉丼と呼ばれるものは世にあまた存在するが、ここ淡淡のそれはちょっと違う。たいていのお店では肉と一緒に玉ねぎなどが入っているものだが、淡淡の焼肉丼には野菜は一切なし。肉オンリーの、ある意味“純粋焼肉丼”だ。玉ねぎが入っていると、ときとしてヌメリが気になり、一気にかきこむことができなくなる。練習で忙しい早実ナインたちのために生み出された、スタミナ時短メニューなのかも?

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

淡淡 外観

店名:淡淡

住:東京都国分寺市本町2-4-5 千成ホテル1F
TEL:042-324-2862
営:11:00~22:00(中休みあり)
休:日