フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】

フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】
食楽web

行列店のパスタやスイーツもいいけれど、週1~2回のうどんチャージは欠かさない。そんな自他ともに認めるうどん好きアラサーOLのうどん店訪問記。

モチッ、プリッ、つるっの3拍子揃った“ビジュアル系”野菜天ざるうどん

 東京・新宿にある讃岐うどんの店『うどん 慎』。JR新宿駅から歩くこと約5分。路地を入ったところというちょっとわかりにくい場所にもかかわらず、お店の前には観光客と思しき外国人の方々が数名。どれくらいで店内に入れるんだろう、と思ったのもつかの間、約10分で入店できました。

フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】
並んでいてもすぐに入れるのがうれしいところ

 お店の中はカウンター席、テーブル席合わせて10席ほど。17時30分頃でしたが、店内はすでにサラリーマンのほか、外国人、カップルなどで満席。メニューも日本語以外に数か国語で書かれています。入口付近には麺を打つスペースも。メニューは冷たいうどん、温かいうどん、ぶっかけなど定番メニューのほか、牛のリブロ─スがのった変わり種までバリエーション豊富。女子っぽく「どれにしようかな~」なんてこともなく、来る前から決めていた「野菜天ざる(950円)」を注文。

フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】
思わずパシャリしたくなる、見事なまでのねじれ麺

 注文から10分ほどでうどんが運ばれてきました。おぉ! 中尾巻きを彷彿とさせる、なんともフォトジェニックなねじれ麺。色気すら感じられる艶っぽいビジュアルです。これは写真を撮りたくなる! と言ってもインスタ用ではなく記録用なんだけど。

 待ちきれないので写真はそこそこに、まずはうどんを持ち上げひと口パクリ。ほどよくつゆと絡んだ麺のモッチリした食感とコシ。プリッとした噛みごたえ、そしてツルッとした喉越しがたまらない。あぁ幸せ。暑いなか歩いてきた甲斐がありました。麺は太すぎず細すぎず、ちょうどいい太さで女性でも食べやすい。「顎の筋トレか!」と思うくらいムギュムギュした麺LOVERな私にとっては若干柔らかめでしたが、これはこれでアリ!

 何よりも、削り節と昆布からとられた関西風だしがベースのつゆとの相性抜群。つゆはやや塩気がありましたが、主張しすぎない濃さ。天ぷらをちょっとつゆにくぐらせても、天ぷらの味や食感が損なわれずにいただけました。麺と天ぷら、どちらにもちょうど良く合わせられる、なんともバランスの良いつゆなんです。例えるなら、会社に一人いる上司と部下の両方から頼りにされちゃうセンパイみたいな。

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プリッとした噛みごたえの麺と、サクッとした天ぷら、両方いけちゃうつゆの相性が絶妙。

『うどん 慎』のメニューは全体的にクセがなくて、とっても食べやすいのが特徴。ボリュームも多すぎず少なすぎず、ちょうどいい(ちなみに大盛り無料、倍盛り+100円、特盛り+200円です)。そして何より、お店に入りやすいのが高ポイント。うどん屋さんって、スーツを来たサラリーマンがサクッと食べるイメージがありませんか? これは、いくらうどん好きとはいえ女おひとり様には実はちょびっとハードルでして(涙)。でもこちらの場合、見渡すとカップルも外国人もいます。それくらい、カジュアルに入れる貴重なうどん屋さん! カウンター席もあるし、女性一人でふらっと入っても全然平気。

 正直、新宿エリアってチェーン店はたくさんあるけど、あまりうどん屋さんの印象がなかったんです。でも、ここはおいしい上に夜遅くまで開店しているんです! ありがとう慎、これからお世話になります。ということで、ごちそうさまでした!

フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】
調味料は、卓上に塩、七味唐辛子、ゴマの3種類

●SHOP INFO

フォトジェニック!新宿『うどん 慎』の「ざるうどん」を堪能【アラサーOLうどん日記】

店名:うどん 慎

住:東京都渋谷区代々木2-20-16 相馬ビル1階
TEL:03-6276-7816
営:[月・火・水・木・日・祝] 11:00~23:00(L.O.22:00)
[金・土]  11:00~24:00(L.O.23:00)
休:無休(年末年始を除く)

●著者プロフィール

取材・文/境みなみ

北関東出身、東京在住。ベンチャー系IT企業で営業から事務までやらされている現役アラサーOL。好みのタイプは讃岐うどん! なんだけど、なかなか聖地・香川に行けないのがもっかの悩み。でも、そんなうどん欲を満たしてくれる、早くて安くて美味しくて、ちょっと自慢したくなるお店は東京にもけっこうあるんです。そんな日本のソウルフード「うどん」に魅せられ、今週はどこに行こうと考えるのが一番の楽しみです。